2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

孫来たる

9/24に男の子を産んだ次女が退院して我が家にやってきた。 孫の誕生は長女の息子に次ぐ二人目だがこの心落ち着かない、そわそわした気持ちは何だろう。 少し考えたら分かった。コロナの影響で産婦人科での面会が一切出来ていないのだ。そう、今日が全くの初…

やっぱり向いていない

日本航空がLadies and Gentlemenの案内アナウンスを廃止するという。この見出しを見た時、てっきり女性、男性の順番になっている事が問題視されたのだろうと思った。学校の出席簿も男子、女子になっていることにクレームがあったようだし。 ところが本文を読…

占い

中学校だったか高校だったかの国語の教科書に次のような文章が載っていた。川端康成さんだったと思うが確信はない。 中国の故事の引用で人物の名前は忘れた。仮にA,Bとしておく。 Aが川で泳ぐ魚を見て「気持ち良さそうに泳いでるなあ。」と言った。それを聞…

男は経験出来ないけれど

オウム真理教による一連の犯行が世間を震撼させていた頃、こんな言葉が週刊誌に載った。「サリンが無味無臭なんて誰が確認したんだ。」確かにごく微量触れただけで即死するという猛毒サリン、強烈なブラックユーモアである。 今読んでいる高齢者向けの医学書…

言葉遣い

今日、行きつけのスーパーで「おつとめ品」のバナナを買った。全く黒ずんでいるようには見えないが、9本一房150円だった。昭和30年代前半のバナナは今の価格で言うと一本2000円くらいだったらしい。私の記憶ではさすがにそこまで高価だった認識はないが、特…

末恐ろしい

1.〇オフでいつも通り、書棚下のロッカーを引き出して見ていたら店員さんに注意された。確かにルールでそうなっているらしいが、注意されたのは初めてのことだ。 「そんなこと言うなら立ち読みしているその他大勢にも注意しろよ!」(コロナで立ち読みしな…

箕島=星稜戦

朝から孫の動画を数十回見た。今日中に百は越えるだろう。 41年前のこの試合、後に高校野球史上最高の名勝負とか、神様が作った試合などと呼ばれ、生で見ていた方は羨ましいとも言われるが、当時な素直な感想はそんな感動など味わっている余裕がなかったとい…

不思議な経験

高校野球史上最高の試合と言われる1979年夏の箕島=星稜戦。私は勿論テレビに釘付けになっていた。途中でトイレに行ったか行かなかったかまでは覚えていないが。 この試合についてはまた稿を改めたい。 その頃はまだ二十歳になったばかり、さすがに晩酌の習…

スポーツは好きではないけど

水泳の日本代表、瀬戸大也選手の不倫疑惑が新潮砲で暴かれた。 ある作家が、夜の酒場でブロ野球選手を初めて見たときの感想をこう記していた。 「全身が巨大な肉棒のようだった。あれでは女が放って置く訳がない。」 前から私はスポーツ嫌いを公言している。…

幸せを実感する時

昨日の「吉宗評判記」で吉宗がいつも通り町に出て食事中の魚屋の主と会話するシーンがあった。 「その白身の魚は何だ?」 「マグロです。」 「マグロは赤身ではないのか?」 「これは脂身です。誰も食べないので仕方なく我々が食べてるんです。」 言うまでも…

三つ子の魂百まで

昨日まで紀伊半島直撃と思われてた台風12号がだいぶ進路を東寄りに変え、関東上陸の可能性が高まってきた。そうなった途端、今夜のニュースはどこもトップが台風だ。今更腹も立たないが。 趣味といえば45年この方、オーディオとクラシック音楽しか挙げられな…

名前

パソコンを使っていると、時々アップデートが入る。セキュリティソフトやWindowsの場合、マイクロソフトのアップデートなら分かるが、Officeのアップデートって、ありや何じゃと不思議に思っていたのだが、最近やっとその意味するところが少し分かった。気が…

浪越徳次郎さん

日頃から妻や子供に話しているのだが私の死んだ後、大したものは残っていない(多分)ので、捨てるなり売るなり好きに処分してもらえれば良いと思っている。唯一の例外がCDだ。 優に1000枚以上保有している99.9%がクラシック。中には少なからぬレアアイテムも…

忘れない内に

忘れない内に短文。私が女性からお誘いを受けたことなんて、片手で充分に足るが一度だけ不思議な経験がある。 1985年のことだ。(極端に数少ないのできっちり覚えている自分が情けない。) 前に触れた研修派遣中の春休み、研修仲間3人と京都、奈良にドライブに…

得手不得手

毎日楽しみに見ているクイズ脳ベルshowで回答者の寺田農さんが「悪役はいい人が多い、男前は嫌な奴が多い、お笑い芸人は暗い人間が多い」と話していた、さもありなん、と思う。 毎度古い話で申し訳ない。20年程前、「アタック25」の予選に参加したことがある…

離婚した友人

86歳の老人が高校生の孫を刺殺。理由は晩酌の相手をしてくれなかったから。誰が考えても胡散臭い。早速週刊誌ではキレる老人という取り上げ方をされていたが、この事件に限らず余程の大事件でない限り事の顛末まで報道されることは稀だ。「まだ訴状を見てい…

栄枯盛衰

現在テレビ和歌山で大ヒット時代劇「暴れん坊将軍」の第1シリーズ「吉宗評判記」が放送されている。まだ後の完成形になっておらず、どちらかと言えば「遠山の金さん」のようなストーリー展開になっているのが興味深い。 第1回は紀州藩主だった吉宗が将軍にな…

死ぬかと思ったこと

本当に久し振りにかつ屋のカツ丼を食べた。長女が結婚する前は月イチ位で食べていたか、何故かここ2,3年縁遠くなっていた。処が最近「孤独のグルメ」で主人公(松重豊さん)が実に旨そうにカツ丼を食べているのを見て矢も盾もたまらなくなった次第。 相変わら…

眼力

岸部四郎さん死去。71歳。最近若手役者の自殺が相次いだが私には岸部さん訃報の方が遥かに衝撃が大きい。芸能界デビューは失踪したメンバーの穴埋めだったがやる気があるのかないのかよく分からない飄々とした雰囲気がたまらなく好きだった。 前にも書いたが…

赤紙

つい、2週間前くらいまでは生命の危険を感じる程の暑さだったのに今朝などは窓を開け放っていたら寒いくらいの風が吹き込んできた。これでは身体が付いて行かない。 昨年から年金を受け取り初めたので、と言っても公的年金ではなく、個人的に加入していた年…

将来性の塊、その後

新総理に菅氏決定。もっともこの事は出馬表明前、政策も何も語らない内に決定していた。何かおかしくないか。 将来性の塊の筈だった私がどのように道を踏み外したか、勿論責任の大半は私にある。今思い返すとケチの付き始めは前述の研修派遣だった。松下とし…

男はなぜ浮気するのか

アカデミー賞が受賞の条件に有色人種やLGBTなどのマイノリティが出演していることを加えたらしい。 https://news.yahoo.co.jp/articles/b8cdb33478b4f7e46467b37c72a6e0e129adee8f これも白人特有の正義感のつもりか。これで受賞しても素直に喜べない。そん…

長編文学

タイトルに惹かれて偶然借りた江上剛さんの「円満退社」がとてつもなく面白かった。日頃は実用書や趣味の本しか読まないが、はまる小説に出会えた時の楽しさは他に例えようがない。 遠藤周作さんだったか北杜夫さんだったか、「坊っちゃんは何とか読んだが吾…

神秘十字線

私は両手に神秘十字線がある。なかなかに稀なことらしい。 https://p-dress.jp/articles/9125 確かに抽選などに当たる頻度は他の人に比べかなり高いと思うことがある。 もっとも神秘十字線のことを知ったのはまだ数ヶ月前のこと。「超ムーの世界」という番組…

何のための家族?

昨日、初めて落語の独演会に行った。演者は桂吉弥さん。多いに笑わせてもらい、楽しませてもらった。大満足。 その後、同行の友人と居酒屋に行ったのだが元々昼過ぎからの公演予定がコロナの影響で数カ月延期され時間も夜になったので終わったのが21時前とじ…

救われた一言

臨月で帰省中の娘に聞かれた。 「今までこの言葉で助けられたっていう経験ある?」 その時は咄嗟に思い浮かばず、ペットは大きなココロの効用がある。物凄く落ち込んだとき、逆に何もかも上手く行き有頂天になつているときでも、人間どもの感情などお構いな…

悩みとは2

小さい方の水槽でメダカとカーディナルテトラを飼っている。大きい方で飼っているディスカスやエンゼルフィッシュと違い、至って穏やかな性格なので喧嘩をすることもなく、ただ泳ぎまわり、餌を与えれば無心で集まってくる姿が微笑ましい。数センチに満たな…

悩みとは

もし、私が知り合いに悩み事を相談されたら「そんな事しか悩みがないなんて、お前は幸せだなあ。」と言うだろう。逆に私が知り合いに悩み事を相談したら全く同じ回答が返って来そうな気がする。 昔ある本で読んだが戦時中、ジャングルで負傷し、手術を受ける…

経済学で考える行動

私はこう見えても(どう見えてるか知らないが)、経済学部卒だ。 私がいた頃は誰も教えてくれなかったが人間の行動はすべて経済学で説明出来るという。 例えば入場料2000円支払って映画を見に行った。処が肝心の映画が全く面白くない。この場合、途中で出るの…

統計の危うさ

民放のBSを見ていて気付くのは健康食品のCMの多さだ。時間帯によっては2-3本に1本位流れているのではなかろうか。まあ、余程儲けているのだろう。 ある健康食品のCMにこんなセリフが流れる。「これだけの栄養を摂るにはマグロの刺身15人分必要です。」これを…