コロナウイルスによる新型インフルエンザが一向に治まる気配を見せない。
ついこの前まで「高齢者や持病のある方以外はそれほど恐れる必要はない」と言っていたのに、一歩間違えればパニックになりかねない。冗談でなくそんな状況になってきた。罹患するのは中国人と接触した人だけと思われていたのが、感染経路不明という患者が出てきて一挙にその機運は高まってきた。
所管大臣による注意喚起の記者会見など、今まで見たことがなく大袈裟かもしれないが昔のニュース映像で見る「大本営発表」に似たような不気味さを感じる。
今年が初めてとなる今上天皇の誕生日一般参賀も中止になった。やむを得まい。
先日見た討論番組でも「できれば2週間全国民の外出を禁止する。景気・経済は大きく落ち込むだろうが、今のまま放置して終息に何か月もかかるかもしれないことを考えるとずっと影響は少ない。」との意見があったが、本当にそのくらい深刻な事態になるかもしれない。
数はけた違いに少ないが、日本は患者数が中国に次ぐ世界2位になってしまった。
オリンピックは大丈夫だろうか。少なくとも「安全のため日本に選手の派遣はできない。」という国が現れたら止めることはできまい。そして一国でもこのような国が現れたら雪崩式に派遣辞退国は増えていくことだろう。
いや、冗談ではない。如何にもそんな嫌がらせをやりそうな国がついお隣にあるではないか。そして日本がどんな時でも頼みの綱にしているアメリカもいざとなれば分からない。ロシアが薬物疑惑で出場不許可、アメリカが出ないとなれば、さながら中国のためのオリンピックになってしまうだろう。
この項、また続く。