いきなり汚い標題で申し訳ない。
今日、日本酒を買いに行こうと酒会社のHPを見ていたら某メーカーで川柳募集のキャンペーンを開催しており、金賞(1等)は賞金10万円とのこと。
自慢じゃないが文筆力には少しばかり自信がある。新聞や社内誌、業界紙に投稿文が載ったことも2度や3度ではない。ところが・・・
昨年の金賞作品が載っているのだが、その作品を見ていっぺんに力が抜けた。
まさか、その作者がこのページを見てはいまいが、もし見ていたらごめんなさい。
昨年の金賞作品:「立ち飲みで酒と足腰強くなり」
はあ? 何これ? 募集要項には酒の席での面白話、失敗談、エピソードなどとあるが(多分昨年も同じだったと思う)、こんな何の捻りもウイットもない作品のどこがいいのか。私にこの傾向の作品を書けと言われても絶対無理だ。想像するに審査員(えてして審査委員長が会社のお偉いさんだったりする)の頭がよほど固かったのだろう。それしか考えられない。残念ながら10万円は又の機会にしよう。
しかし、この川柳を読んで不愉快な気分になる人がいないことは確かで、私にはこんな”人畜無害”な作品を書く能力に徹底的に欠けているのも事実である。
と、ここまで書いて思い出した。ブログデビューの文章にも書いているが小学生時代にある同級生からは「内気すぎる」と言われ、別の同級生からは「優しくなって欲しい」と言われたことを。私の人畜無害嫌いは既にこの頃から始まっていたらしい。