昨日のテレビ番組で舛添要一さんが現状、東京オリンピックが中止になる可能性の方が6:4で高いとの認識を示していた。また一部で噂される秋に延期、1年延期説については「絶対ない」。予定通りやるか中止の2者択一だと。
標題は街角などで偶然出会い、一言以上会話したという意味で。コンサートで見たとか、何十メートルも先でそれらしき人を見たなんて入れれば際限がない。
と、偉そうに言ったが、私が出会った有名人はたった一人。ただ、世界的なビッグネームなので少々自慢してもいいのではと。
クラシック音楽に関心のない方もウイ-ンフィルハーモニー管弦楽団という名前は聞いたことがあるだろう。世界最高峰のオーケストラにして、毎年元旦のニューイヤーコンサートは世界中に衛星生中継されている。
私が出会ったのはそのウイ-ンフィルのコンサートマスター(=オーケストラのリーダー)、ライナー・キュッヒル氏。どうだ。ビッグだろう。
出会ったのは1989年4月の新婚旅行中でのこと。(そう言えば結婚についてまだ一言も触れていないが、最初の一歩のハードルがかなり高い。しばし時間を。)
ウイ-ンでのその日の予定を終え、自由解散になったのでホテルに帰る途次で楽友協会に寄って行こうという話になり、ロビーを散策していた。(歴代の指揮者や作曲家のレリーフなどが展示されており充分見応えあり。)
https://plaza.rakuten.co.jp/lilyko8701/diary/201611150000/
誰かが話しかけてくれた。どんな言葉だったか残念ながら覚えていない。「日本からですか?」のようなことだったと思う。但し、私が返答した言葉ははっきり覚えている。「Yes, we are on the honeymoon.」(はい。今新婚旅行中です。)
すると彼は「大ホールを見ますか?」と聞いてくれた。上記ニューイヤーコンサートが行われる会場である。「Yes! off course!」(はい、もちろん!)
彼は手招きして分厚いドアを開けてくれた。目の前に現れたのが眩いばかりの黄金ホール。
https://www.travel.co.jp/guide/article/30395/
数分間充分目に焼き付けて我々は彼に礼を述べた。彼は手を振って去っていった。
名前を聞いた訳ではないので100%の確証はない。でも、私はキュッヒル氏だったと確信している。
①先ず、テレビ・書籍でよく見知った顔であったこと。
②奥さんが日本人で親日家であること。(だから声を掛けてくれた。)
③自身の判断で大ホールを開けるのはそれなりの実権を持っていること。
今回の話はほとんどの方には面白くなかったと思う。趣味について書くのは難しい。