名前

パソコンを使っていると、時々アップデートが入る。セキュリティソフトやWindowsの場合、マイクロソフトのアップデートなら分かるが、Officeのアップデートって、ありや何じゃと不思議に思っていたのだが、最近やっとその意味するところが少し分かった。気がする。間違ってたら素直に謝る。

 

つまり、新語を取り入れているのだ。例えば私の使っているOfficeは2010年頃のもの。ワードやエクセルであべしんぞうと入力しても正しく安倍晋三と漢字変換されるとは限らない。(2010ならぎりぎりセーフか。)すがよしひで(菅義偉)は多分、次回のアップデートで入るかも知れない。

 

コロナと言えば今なら99%の人はあの忌まわしい病名を想起するだろうが、エアコンやストーブで有名なコロナもあるし、少し年配の方ならトヨタの車の名前として覚えている方も少なくない筈だ。確か太陽の黒点か何かでコロナというのもあったと思うが、自信がないのでこの辺にする。

 

キラキラネームという言葉を聞いて久しい。まさかと思うが自分の子供にコロナなんて名付けた親はいないだろうか?カタカナでなくても漢字の読みがコロナとか。お父さんの愛車だったからとか。考えられないことではない。

 

私の昔の上司に英二(エイジ)という名前の方が居た。今は70歳をまわっておられると思う。エイズという病気が世界を震撼させたのは30年位前か。それまではエイズと聞いてもただのカタカナ3文字の羅列、それ以上でもそれ以下でもなかった。広い世間のこと、エイズなんて名前を付けてしまった親も居るのではなかろうか。

 

何故こんなことを思い浮かべたかと言うと偶々見ていたテレビ番組で一家の大黒柱のお父さんがコロナに罹患、悪化し、一時はエクモ(人工心肺装置)に入ったという内容を聞いたからだ。コロナやエイズはまさかそうは実在しまいと思うが、エクモなら充分ありそうではないか。漢字も何パターンか容易に思い付く。恵雲とか絵久模とか。男の子でも女の子でも使えるし。

 

もうすぐ次女に男の子が産まれる。名前は既に決めているらしいが、将来未知の病やとんでもない極悪人に同じ名前が現れないとも限らないのである。その時はその時、そんなこと考えていたら名前なんか付けられないという意見もあろう。しかし、その名前で一番被害を被るのは可愛いい我が子なのだ。

 

やはり、名前は昔からあるオーソドックスなものがいいのかも知れない。