懐メロ

先日行った南紀旅行の車中はもっぱら60-80年代のフォーク、ニューミュージックを聞いて、というより、さながらカラオケボックス状態であった。

 

少し前、桜田淳子さんの折にも触れたがそれ程熱心に聴いたわけでもないこれらの曲を何故ここまで詳細に覚えているのだろう。それにしても本当に名曲揃いだ。

 

中でも私の選ぶ名曲ベストスリー(順不同)は

①「さよならをするために」(ビリーバンバン)

https://www.youtube.com/watch?v=y6xAaj7uWrA

②「ブルー」(渡辺真知子)

https://www.youtube.com/watch?v=IOQoi8JXM3E

③「思い出まくら」(小坂恭子)

https://www.youtube.com/watch?v=cSUo4OC6a8A

で、幸い全てYou Tubeで見られるので是非ご一覧願いたい。

 

とかくネットの書き込みには非常識、無責任と批判的な意見が意見が多く見られるが、これらの動画に対するコメントは実に的確、かつ真心の籠もったものばかりで読んでいるだけで涙が溢れそうになる。

 

コメントを読んでいると新たに知ることも多く、しばたはつみさんやNSPのリーダーの天野滋さんなど何年も前に亡くなっていたことを知り(二人とも50代!)改めてショックを受ける。

 

別の稿でも書いたが、昔から紅白歌合戦には年配の演歌歌手、若いアイドル歌手がいた。それでもどの世代も楽しめたのは曲も歌い手も共に”本物”だったからだろう。

 

教師だった父親は松田聖子を知らず、生徒から笑われたほどの人物であったが、紅白歌合戦で「ヒデとロザンナ」を見て「やっぱり紅白に出るくらいの歌手はうまいなあ。」と感心していたことを思い出す。

 

昔のテクニクス(パナソニックのオーディオブランド)の宣伝文句ではないが、「感性の鋭い時にこそ良いものに出逢いたい。」本当に良き時代であった。