紅白歌合戦

数日前今年の紅白歌合戦の出場者の発表があったようだ。爪から先程の関心もないが。今年は無観客で行うとのこと。

 

 

紅白を見なくなって何年になるだろう。平成初期までは家族揃って見るのが当たり前であったし、また歌手にとっても「一度出れば一生食べるに困らない。」という正に日本の定番中の定番行事だったのだが…。

 

紅白を見なくなってしばらくはBSの某酒場番組を見ていたが、ここ3,4年は除夜の鐘を聞くこともなく10時頃には寝てしまっている。こんなことになるとは自分でも想像していなかった。

 

家族全員で見ていた紅白と今の紅白、何が違うか。先ず時間が長過ぎる。昔の紅白は9時から11時45分までの3時間弱。今は7時30分からだから4時間超。これはいかにも長い。少し前、昭和50年代の紅白を見る機会があったが、繋ぎも運びも良いテンポで見ていて実に気持ち良かった。

 

よく言われる新しい歌手と懐メロ歌手の混在は昔からあった。今ないのは本物の歌手だ。裏番組の台頭やテレビ離れ等課題はあるが、放送時間を短縮して本物の歌手の発掘に成功すればまた家族全員で楽しめる紅白は復活すると信じる。

 

本物の歌手についてはまた稿を改める。