パンダとメダカ

11/22白浜で17頭目のパンダの赤ちゃんが誕生した。これだけの成果を挙げている動物園は世界中にも例がないそうで実に誇らしい。

 

知っている人も多いと思うがパンダの赤ちゃんは産まれた時は100-200グラム。動物というより大きな昆虫といった感じだ。赤ちゃんが小さいのはパンダは本来熊の仲間、肉食動物で他の動物から襲われる可能性が低いからで、逆に草食動物が産まれた時から大きいのは、いつ何時敵に襲われるかも知れないからだ。

 

今朝いつも通り新聞を取りに行ったついでに玄関の水槽を覗くとメダカの一匹が水面に浮かんでピクリとも動いていない。死んでいる。庭に埋めようと水に手を入れた瞬間、メダカは慌てて水中に逃げ込んだ。推測だがもう長くはあるまい。先程の例で言えばメダカは当然草食動物側、弱った姿を見せようものなら忽ち他の肉食魚の餌食になってしまう。あくまで私の飼育経験からだが同じ魚でも肉食(大型)魚は体調不良になると弱って苦しむ姿を見せる。

 

振り返って我々人間には2種類あるようだ。苦しい、しんどいとアピールするタイプと顔にも仕草にも見せないタイプ。