言ってることは立派だが

菅首相になって携帯各社が値下げ発表。私には関係ないが。

 

確か宅配ピザも暴利をむさぼっていて、それは各社も分かっているのだが言い出しっぺになるのが怖いので高値安定になっていると聞いたことがある。お持ち帰り半額とか〇のつく日半額とかのキャンペーンはせめてもの彼らの良識の表れか。

 

NHKも受信料徴収の厳格化と将来的にチャンネル数を減らすことを条件にほんの僅かではあるが受信料の値下げに踏み切った。私的には小っちゃなテレビが1台しかない家庭と大型テレビが何台もある家庭でも同じ受信料というのは気に入らないが、これは今日のテーマではない。

 

NHKでは現在「ひきこもり」をテーマにした番組を特集している。以前にも「母子家庭」や「老後難民」などの社会的弱者、また先日、ブログでも触れた「部落問題」や「孤独死」など社会の暗部にクローズアップした番組を定期的に特集しており、そのこと自体は結構だが社会的強者の典型のようなNHKが放送することに大きな抵抗感を覚えずにいられない。

 

詳しい数字は諸説あるが、NHK正職員の平均給与は全サラリーマン平均の2倍を大きく超えており、コロナ渦で収入が下がったという話も聞かない。

 

それ以上に何より許し難いのはNHKはその収入の大元である受信料の徴収を「地域スタッフ」の名の付いた契約社員に一任していることだ。契約社員だから正職員への道は最初から存在しないし、収入も歩合制とはいえ既にほとんどの家庭が受信料を支払っており、今払っていないのは元々払うつもりのない「猛者」が多いだろうから新規の契約も大変に難しかろう。

 

差別問題を取り上げたNHKが自社の職員を差別していいのか。管理職の正職員がお願いに回って世間の意見に耳を傾けることを希望する。