元気なつもりでも

朝たまたま点けたテレビがNHKの「あの人に会いたい」という亡くなった人を偲ぶ番組で、写っていたのは歌舞伎役者の中村富十郎さんだった。

 

聞けば66歳で結婚して二人の子供を設けたとか。子供の頃、映画評論家の淀川長治さんが「チャップリンは73歳まで子供を作りました。立派な人はあちらの方も強いのですねえ。」というのを聞き、「あちらの方」の意味も知らずにモノマネをして周りの大人を喜ばせたいたことを思い出す。

 

私はまだこのお二人には遠い(チャップリンの年齢にはまだ一回りもある)若さ?だが、今から子供を設ける自信があるか。とてもではないが無理だ。同い年の友人と話すと「相手が変われば出来る。」と言う者もいるが心臓発作か脳出血を起こして死線を彷徨うのが関の山だろう。

 

一昨日は義父の七回忌だった。この冬の寒さのピークで朝から雪が舞っていたが幸い午後から晴れてきた。

 

前に、昔と比べて夏は格段に暑くなった。では冬はどうか。ということに触れた。その時は昔は庭の水が凍っていた、今はそんなことはないから昔の方が寒かったのでは、と書いたが実感としては今の方が寒くなっているような気がする。

実際、日本海側や北国の道県では観測史上最低気温とか降雪量を記録している。

 

大雪で何千台もの車が立ち往生し、物資が届かないなどのニュースを聞くと、そんな住みにくい地方から和歌山に来てくれよ、と思うが何故か来てくれない。人口の減少率も和歌山ほどではない。今はコロナでそんな余裕もなかろうが、一段落すれば考えるべき課題だ。