韓国が健常者を視覚障害者と偽ってリオオリンピックに出場ささていたことが判明した。
いや、とんでもないことをしてくれたものだ。余りの衝撃に続けるべき言葉が見つからない。私が一番恐れるのは「だから、パラリンピックなんか要らないんじゃないの?」という多くの人の潜在意識を呼び起こしてしまうことだ。
もうひとつの驚きはこのニュースは既に昨年12月初旬には他のメディアでは報じられていたのに毎日新聞に掲載されたのが一ヶ月以上も遅い今日になったということだ。恥ずかしながら、私も今日知った次第。意図的に遅らせていたとしか思えない。
世にはネトウヨなどと呼ばれる極端な反中、反韓の集まりの場があるが彼らにも格好の話題を提供してしまった形になつてしまつた。
韓国と言えば、ワールドカップで負けて帰って来た選手を空港で並ばせて皆で罵声を浴びせたり、チーム内でミスプレーをした者に同僚のチームメイトが「あいつのせいで負けた」と文句を言ったりと、およそ日本人の感覚とは程遠い行いに驚くことはあったが、これらは一概にどちらが良い、悪い言えることではない。韓国の人から言わせれば日本人は甘過ぎるとも見えるだろう。実際、私もそう思うことがたまにある。
でも、この偽装事件は駄目だ。どんな言い訳も許されない。ドーピングの肩を持つ訳ではけしてないがドーピングはまだしも自身の身体に変調を来す危険性を背負って行っている。パラリンピックのみならず障碍者スポーツ全体に大きな汚点を残してしまった。
同じアジアの人間として恥ずかしい。