レンタルDVD店がまだセルフレジになっていなかった頃、多分初めての利用だったのだろう。ケースごと持って並んでいる殿方がいた。しかも、手に持っているのはアダルトビデオ!余程教えてあげようと思ったが出来なかった。
私も男、18禁コーナーには何回か入ったことはある。アダルトビデオにもジャンルがあり、意外と多いのが中高年のおばさんが好きないわゆる「熟女もの」、そして年少の女の子が好きな「ロリコンもの」である。私などには全く理解の外だが、そこは個人の趣向の問題、とやかく言う筋合のものではない。
少し前のNHKで夫婦別姓を認めて欲しいカップルを取り上げている番組があった。その中で現役の国会議員時代から反対派の亀井静香氏を訪問、亀井氏から「都合のいい時だけ国家の庇護を求めながら勝手なわがままを言うな。」と一喝されるシーンがあった。
多くの方からの反論を承知で言えば私も亀井氏の意見に全く賛成。日頃、自衛隊は要らない、憲法違反と叫んでいる癖に災害が起これば来て欲しいと頼むのと同じ理屈だ。テレビカメラの前であそこまで持論を堂々と述べた亀井氏をを改めて見直したくらいである。(その後の「日本は天皇の国云々」は余計だったし、そこをわざと取り上げたNHKには悪意を感じたが。)
ここ何年か、LGBTなどの性的少数者の意見権利が声高に主張されているが彼らとて無数にある趣味嗜好の一形態。それなら上記のロリコン君が10歳の子供と結婚出来ないのはおかしいと訴えたらどうする?勿論、相手も同意してのことだが。
紀州のドンフアン事件がその後どうなったか知らないが、明らかに資産目当ての後妻業みたいな女を取り締まる法律は要らないのか?
LGBTは生まれ付きのものだから仕方ない、それで差別するのは可哀想ともっともらしい事を言う人が居るが、それを言うなら持って産まれた容姿も才能も千差万別。
ある人の研究では美人とそうでない人とは生涯年収(配偶者も含めて)で云千万円の差があるというが、それに文句を言っても始まらない。
医者で弁護士で作家、しかもスポーツ万能という人もいれば、正反対の人もいる。「チャンスは平等」なんて言葉は何の慰めにもならない。
もし誰かが「頭の悪いのは生まれ付きなのに東大に入れないのはおかしい。」と言い出したらどうするのか。
この項続く。