飲酒事情

前にも書いたが、30-40年前の居酒屋では酒といえば日本酒かビールのみ。焼酎は九州のローカルドリンクだったし、ウイスキーはスナックでポッキー片手に水割りで飲むものだった。

 

そんな私が今家庭の晩酌でもっぱら飲んでいるのがチューハイとハイボールというのも、その頃の埋め合わせをしているのだろうか。

 

女の人がファッションの店で何時間でも過ごせるように私も酒屋やスーパーの酒売り場なら少々の時間を楽しむことが出来る。見ていると色々な発見があり飽きることがない。

 

缶チューハイについて。大体350ml,100円前後だがごくたまに70-80円の信じられない安値で売られていることがある。ストロベリー味とかピーチ味とかの甘いテイストのものが殆どだ。中にはスイカ味なんてものもあった。想像するだけで飲みたくない。レモン味とかグレープフルーツ味のような王道の味のものが安売りされていることはまず見かけない。メーカーにとって試行錯誤は大事かも知れないが、少しは勉強したらいいのに、と思う。特にサッポロ!好きな会社なのにしっかりしろよ。

 

炭酸水について。味もついていないのに何故コーラやサイダーより高いのか!私は長年、業務スーパーで売られている¥37のものを愛飲(割り材として)してきた。たまに他社のも買うがあくまでメインは業務スーパー、ちょっと贅沢してサンガリア。ウイルキンソン様なんてクラス1のマドンナのようなもの。おいそれと手を出せる存在ではない。

 

ところがつい最近、1本50円という超安価で売られているのを発見。ケース買いを決心するもその時は歩きだったので買わず、翌日自転車で出直した。(1000円以上買えば駐車場が無償なのだが万一売り切れていることを恐れた。どこまでも小心者だ。)

 

昨夜最初の一本を開栓、ところが何たること!全く気が抜けているではないか。少し前に書いた40年振りに見たマドンナの今の姿を見せられたような落ち込みを覚える。残る23本、どうしよう。それともこんな状態であることを分かって安値で売ったのか。

 

誰か奇特な人が居れば税込み50円にするので引き取ってはくれまいか。

 

また子供に叱られる。可哀想な私。