見えない努力

家にチキンラーメンの買い置きがあるのが見つかり、久しぶりに食べてみた。

 

味の違いは分からなかったが、袋の作り方の文章が変わっていた。以前はお湯をかけて待つ本来の方法に加えて、「お手間でない方は鍋で一分程度煮込んで頂きますと一層美味しく召し上がれます」と書かれていた。

 

今の袋にも鍋で煮込む方法の紹介はあるが「一層美味しく」の表現は無くなっている。何かあったのだろうか。

 

多分だが、お湯をかけて待つ方が美味いのに何故嘘を書くのが、という苦情があつたのではないか。かく言う私もそう思ったひとりである。

 

以前あるテレビ番組で興味深い企画があった。インスタントカレー1種で作るのと2種混ぜて作るのとどちらが美味しいかというもの。メッセンジャー黒田さんは「それ単品で美味しいようにメーカーは作っているのだから1種に決まっている」との意見だったが街頭アンケートては圧倒的に2種混ぜたの方に軍配が上がった。これには協力したハウス食品の方も苦笑いするしかなかった。

 

その後、ハウスのカレーはどうなつたのたろう。きっと改善しただろう。

 

目の届かないところで皆努力している。