太ったわけ

昨日の深夜非モテおデブ男子が美女トレーナーの元でダイエットに励むという番組があった。やはり10キロも痩せると身体もだが、顔もスッキリして精悍さが増す。一方私はココ数年で10キロ近く太った。

 

名前は忘れたがある南の島に住む原住民は年中ほとんど芋しか口にしないのに皆、筋骨隆々、身体検査をしても問題なし。普通の医学では考えられないそうだ。

 

日本人でもフジヤマのトビウオと呼ばれた古橋広之進選手は戦後の食糧事情の乏しい中殆どサツマイモだけの食事て世界記録を連発した。

 

毎日時代劇(40-50年前の再放送)を複数見ているが当時の日本人も上記の島民同様、筋骨隆々とした人が多い。しかもボディビルで作ったような人工的な筋肉ではなく実にしなやか、前者を鋼とすれば後者はゴムのよう、と言えばかなり当たっていようか。その頃の日本人は今より遥かに米(主食)を食べ、肉類の摂取は少なかった筈、今の健康本、ダイエット本では間違いなく叱られる食事だ。それであれだけ筋肉質、日本人も体質が変わってしまったのだろうか。

 

昨日見た大食い番組に出ていたある格闘家が炭水化物を食べない理由として炭水化物を食べると食欲が増すからと言っていたが確かにそういう一面はある。

 

私は小学校の高学年時からずっと肥満気味、高校の一時標準体になったことがあるがこれは瘦せたのではなく身長が伸びたので結果的にそうなっただけ。身長、体重は具体的には記さないがそれでもつい3、4年前まではBMIは上限の標準、25以下を保つてきた。

 

これが大幅に増える要因になったのはたまたま受けた人間ドックでピロリ菌の保有を知らされたことがきっかけになった。

 

脳を支配しているのは腸だと唱えている医師がいるが、こと食欲に関する限り正しいと思う。お腹が空いた時にはスーパーに行くなと言うし。ピロリ菌を除去してそれまで以上にお腹が減るようになった。それまででも過食気味だったが更に食べるようになった。それまでは夕食は晩酌する代わり主食は食べなかったが食べるようになった。甘いものはチョコか夏ならアイスを少量以外口にすることはなかったが全般好きになった。たまに客人が集った時、当たり前のように私の分だけケーキがないと寂しく感じるようになった。確かそんな落語があった。演題は何だった?

 

出来ることなら今からピロリ菌を再注入してもらいたい。