誰か気付かないものか

昨日取り上げた無断ワクチン先行接種問題は更に拡がっている。銭金の問題ではない。これは正に「生命の選別」ではないか。彼らの多くは自分が罹ると行政に支障をきたすと言い訳しているが、その考えはナチスアーリア人優生思想と根っこは同じだ。

 

 

毛髪の少なさ強調したポスター回収。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b73bb5c73a3c716eb1a19ed35d2c5cafbe440690

 

このポスターが実際に印刷されるまで何人のチェックが入ったのだろう。最初の発案者はさぞ良い考えが浮かんだと得意満面だったのかも知れない。しかし私的な友達の中だけでジョークにするのとポスターにして公に貼り出すのでは全然意味合いが違って来るのである。この為に無駄になったお金は何十万、何百万?この間誰か一人でもこれはまずいのではないかと思わなかったのか。

 

このケースに限らずチェック不足で無駄になった例は多い。多過ぎて覚えていられない位だ。オリンピック関連でもロゴマークの盗用やスタジアムの建設で莫大な金額を無駄にしている。

 

松下電器で同僚だったOLで退職後、大学職員に転職した人から聞いた話だが彼らのコスト意識の無さは驚くべきものだったらしい。古封筒や裏紙を使わないのは勿論、たった数文字の連絡メモに原稿用紙1枚を使ったり、休憩時間も照明はつけっぱなし。さすがに胸が痛んだと言う。

 

バブル崩壊後、多少なりとも公務員の意識改革は進んでいるものと期待していたが、まだまだのようだ。