6月30日、少し早いかと思ったが散髪に行った。理由はこの日まで使える100円引きのクーポンがあったから。ただこの店は遠いのでさすがの私も車を使う。ガソリン代も考えると本当に得なのか分からないが。
私は両手に神秘十字星があることは前に書いた。生まれつき幸運に恵まれている証拠だ。この日もついでに立ち寄った中古品店で孫用のベビーウォーカーと妻が読みたがっていた小説を偶然発見、買うことができた。何れも散髪に来ていなければ訪れていない店だ。結果的に大正解だった。
勿論、いいことばかりではない。つい先日醤油の買い物で手痛いミスをした。私の経験では安い醤油は味が薄いので倍くらい使う。結局あまり得ではないというものだったが、今回初めて買った醤油は違った。不味いのである。濃い薄いではなく不味いのである。掛け用、料理用全く使い道がない。
ここで私はどうしたか。いや、してしまったか。前の分の残っていた醤油と混ぜたのである。結果はどちらも不味くなった。確かそんな諺があった。「悪貨は良貨を駆逐する」だ。昔の人は良いことを言う。
では私はどうすれば良かったのだろう。捨てると言う事は念頭にはなかった。妻は気付くだろうか。
でも、今回手痛いエラーをしたことは却って良かったのかも知れない。物忘れが多くなったことを感じることの多くなった昨今、一番怖いのは同じものをまた買ってしまうことだ。
