横綱玉の海没後50年

口座があるだけで実質休眠状態の銀行から手紙が来た。「○様だけへの特別なご案内」

 

しまった金持ちであることがバレたか。不安半分、興味半分で封を開けると介護保険の加入案内だった。バカにするな。

 

横綱玉の海、27歳の死から50年。

https://www.nikkansports.com/m/battle/sumo/news/202110040000678_m.html?mode=all

 

あー嫌だ。あれからもう半世紀も経つのか。自分の齢を思い知らされる。介護保険の案内が来るのもやむを得ないか。

 

とは言っても当時私は小学生。私が玉の海を覚えているのは母方の祖父が一番の贔屓にしていたからだ。理由は「体が小さいのに強いから」。先輩横綱大鵬は勿論文句なしに強かったが体も頭抜けて大きかった。大鵬自身は天才と呼ばれることを嫌ったらしいが体の大きさこそ天与の才。私も子供心に「あれだけデカけりゃそりゃ勝つわ」と思ったものだ。

 

話は戻って玉の海。残念ながら祖父が贔屓にしていたこと以外は余り記憶がない。双葉山の再来と呼ばれていた事、横綱としての勝率が8割6分7厘で昭和以降では第2位(1位は8割8分2厘の双葉山)であること。これらは全て後に勉強?したことだ。

 

玉の海は性格も非常に謙虚、素直でどんな若手の記者が取材に行っても親切丁寧に応じていたことも多くの人が証言している。

 

今生きていたとしても77歳。力士としても勿論だが親方として、解説者として多くのファンを楽しませてくれただろう。

 

私も今でも相撲ファンだったかも知れない。