少し位異常があった方が良い

昨日妻が人間ドックを受診してきた。多分無問題だろう。笑

 

私も月末5、6年振りにドックに行く予定だ。前の受診では特に大きな指摘事項は無かったがピロリ菌がある事を知らされた。除去すれば胃がんのリスクが大幅に下げられる。

 

近くの胃腸専門医に行ったところ、医師の意見は予想外のものだった。

「あなた方の世代の人は大抵ピロリ菌を持っている。うちは症状の出ていない人には除去しない方針だ。」

 

別の医院で薬をもらいピロリ菌は除去したが今思えば最初の専門医の意見を聞いておけばよかった。

 

「胃腸は頭脳を支配する」と言われるが確かにその通りで、ピロリ菌を取って以来明らかに私の中で何かが変わった。

 

夜は晩酌する代わりに主食は食べなかったが必ず締めを食べるようになった。

 

甘いものはチョコ、アイス以外は本当に好きでなかったがどんなものでも結構好きになった。(恥ずかしいので秘密にしている。)

 

そして、食べる量そのものが大幅に増えた。寝る前でもお腹が減ると躊躇なく食べる。元々調子の良かった胃腸にドーピングしたようなものだ。

 

結果は目に見えている。ピロリ菌保有時の私は173センチ、72、3キロ。正月などで一時的に75キロ位になってもすぐ戻る、そんな生活がずっと続いていた。BMIでは標準内だ。

 

そしてピロリ菌を失くしたあっという間に私は10キロ近く太った。毎年の特定健診でも指摘事項が増えた。2年続けて同じ医院で受診すると薬を薦められるのでわざと異なる医院に行っている。

 

血圧にせよ、コレステロールせよ、なるだけ薬の世話にはなりたくない。違う医院に行くと「来年もこんな数値だったら投薬を考えましょう」と言ってもらえる。

 

今回のドックでは何を指摘されるだろう。重篤な指摘は勿論無いに越した事はないが、生活指導程度の指摘はあった方がいいかも知れない。と云うのも最近ラッキー過ぎる事があったので吉凶のバランスを整える意味でもそうあって欲しいと思うのだ。

 

ラッキー過ぎることは言えないけれど。