車検2

先回の愛妻/愛夫問題、私以外にも多くの人が疑問に感じていたようで、下記はその回答の一例。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q128615822

 

ふーん。なかなか深い歴史があったのだな。ってネットですぐ調べられてしまう今の世の中ってどうよ。もしネットが無ければ愛夫という言葉が何故無いのか調べようと思ったら書店や図書館で関係書籍を探すところから始めなければならない。一見無駄のように見えるこの一連の作業の中でまた多くの知識を得ることが出来ただろう。

 

さて、車検。約束通り10時に行った。1時間半位で終わる予定とのことだったが一応代車を頼んでおいた。代車といえば大体軽自動車かコンパクトカーのお古と相場が決まっていたが用意してくれていた代車は何とカローラ

 

カローラと言うと我々世代は「カローラ、コロナ、クラウン」(最初はカローラ、次の買い替えはコロナ、そしていつかはクラウンという意味)という言葉を思い出し、つい大衆車とのイメージを抱きがちだが今のカローラは違う。何せあのキムタクもCMに出ていたのだぞ!ってこんな時だけ虎の威を借る狐一匹。しかも年式が令和元年と新しく、しかもハイブリッド、色も濃紺でセンスのない私でもカッコイイと納得してしまう。なんでこんなイイクルマを用意してくれたのだろう。今乗っているクルマとの違いを見せつけて買い替えを促そうという高等作戦か?

 

たった2時間弱でお別れするのは勿体と思いながらスタート。運転し始めて20分もしない内に電話が鳴った。交換しなければ検査を通らない箇所が2つあると言う。ひとつはよく分からない(詳しくないので)もうひとつはタイヤだという。そんな馬鹿な。半年ほど前に4本新品交換したばかりだ。コンビニの駐車場に停めて改めて事情を聞くと左後ろのタイヤに深い傷があり、いつ破裂してもおかしくない状況。多分縁石かブロックのようなもので擦ったのではないかとのこと。

 

誰しも初めて免許を取ってクルマを壁や電柱に当ててしまった経験があるだろう。ほんの小さなキズでも直すのに万単位の費用がかかりそれも痛いがそれ以上に自己嫌悪の気持ちも大きかった。あの感情はこの歳になっても変わらない。あー、嫌になる。でも、壁に当てて何も思わなくなったらその時は運転を止めるべきだろう。

 

結局2箇所の部品交換で3万円ほど予定より高くなったが、いつも言っているように「幸は不幸の種、不幸は幸の種」だ。もうすぐ数年ぷりの人間ドック。良い結果が出る味方がひとつ出来たと前向きに捉えておこう。