今年一番腹が立った事

読売新聞に載っていたアース製薬社長のインタビューが面白かった。元々アパレル関係に関心があり、内定も貰っていたが当時の彼女の父親がアパレル業界に良い印象を持っていないことを知り、それなら受け直そうと大学の就職課に行くと求人票の一番目にあった(アイウェア順?)会社がアース製薬だったらしい。

 

まったく人間の一生など、どこにどんな偶然が待っているか分からない。

 

実は私の結婚も・・・。まあ、それは別の機会にしよう。

 

日本ではコロナもだいぶ落ち着きを見せているがつい一年前を思い出して欲しい。偶々今年を振り返る番組が先日放送されていたが看護師さんが「ついさっきまで元気だった人が息が苦しいと言ったかと思うとたちまち生命の危機に陥るんです。」それ程恐怖の病だったのだ。

 

人間歳を取ると頑固で分からず屋になると言うが私の場合は逆で丸く穏やかな性格になっているように思う。そのせいかあまり物事に腹を立てることも少なくなった。

 

そんな私が今年一番腹の立ったニュースは医療関係者でもないくせに先行してワクチン接種を済ませた政治家や企業のお偉いさん(中には家族にも接種させていた奴もいた)が何人か居たことだ。しかも彼らの大多数が反省の言葉を口にするどころか「自分がコロナになれば行政に支障をきたす」とか「保健所の名誉所長なので自分も医療関係者だ」などの醜い言い訳。

 

少なくともほぼ大多数の希望する国民がワクチン接種を終えた今となっては忘れかけているが当時は上記の看護師さんの言葉通り本当に死の病、誰しもが1日でも早く接種を望んでいた中で抜け駆けで自分だけ助かろうとする根性の浅ましさ!彼ら全員にこの上ない不幸が訪れることを心から祈念している。