大阪桐蔭吹奏楽部

先金曜日、急に体調に異変を来たした。意識ははっきりしているのに身体が重く布団から出ることが出来ない。一瞬コロナ?を疑ったが熱はないし咳もない。丸2日ほとんど布団の中で過し昨日はかなり改善したが今日また同じような症状が。

 

そうなると思い当たるのは、年末から飲み始めた生活習慣病の薬の副作用。この歳までひとつの薬も服用していなかった所にいきなり3種もの薬はやはり応えたのだろう。今から医師に聞きに行くことにする。

 

 

オール阪神巨人さんのネタにこんなのがあった。

巨人:僕らアマチュアの時から漫才やってまして。その頃よく言われました。「あれが素人の芸か。」

阪神:そうそう。嬉しかったね。

巨人:今でもよく言われるんです。「あれがプロの芸か。」

阪神:あかんやないか!

 

1月9日、大阪桐蔭高校吹奏楽部のコンサートに行ってきた。一言「あれが学生の芸か。」

入場料も2000円と学生コンサートにしては破格の値段だ。でも会場の賃貸料や遠征費などを考えればむしろ赤字ではないかと思う。

 

驚いたのは何よりその上手いこと!しかも最後の数曲は何十曲もあるリストの中からその場のリクエストで決めるという。もはや学生の余技(クラブ活動)のレベルではない。しかも彼らは楽器の演奏が上手いだけではない。楽器を弾きながら時には踊り、自作の芝居まで演じる。

 

ではお前は感動したのか、と言われると答えに詰まる。大いに感心はした、それは間違いないのだが。

 

PL学園野球部の練習施設を見た某プロ球団の選手が「うちにもこんな施設が欲しい。」と言ったというのは有名な話だが私立の名門校のクラブ活動というと格差社会の縮図を見せられている気持ちになってしまうのは私だけだろうか。

 

これと正反対だったのが往年の名門校、箕島高校だ。前にも書いたが母の実家が有田市ということもあり箕島高校周辺はよく車で走ったが甲子園の常連校だった頃は休日ともなると市外は勿論、県外からも多くの人が見学に来ていた。そして彼らが一様に驚いたのがその練習環境の貧弱さでグラウンドは他のクラブとの共用、しかもひとたび雨ともなるとぬかるんで使い物にならなかったと当時の新聞記事は語る。

 

いや、上手い(強い)ことは構わんのですよ、どこかの学生オーケストラみたいな下手な演奏を聞かされるよりどれだけ有難いか分からない。でもねえ・・・。

 

 

追伸;身体の変調はやはり血圧の薬による副作用のようだ。医師の指示でしばらく服用を止めることになった。