不思議な経験二題

卒業証書の誤り、4年間気付かず。https://news.yahoo.co.jp/articles/f990c0cf4eb7d210bc67609b95a0650b96dc30c9

あほか。と言うのは簡単だが受け取った方も誰も自分の名前以外見ていなかったのだろう。過去の卒業生の分も作り直すそうだが、わざわざそこまですることもあるまいに。

 

つい先日、今まで味わったことのない珍しい経験をした。場所は海南湯浅道路の某トンネル内。トンネルの中間地点あたりで1台の車が止まっている。危ないなあ。せめてトンネルを出てから止まればいいのに、それとも何か急に動かなくなったのだろうかと考える間もなく目の前からタイヤがこちらの方にピョンピョン跳ねながら飛んで来るではないか!幸いタイヤが跳ねていたのが走行車線で私は追い越し車線を走っていたのでそれ程怖ろしい思いはせずに済んだが、万一真正面からタイヤが飛んで来たら、と思うとぞっとする経験だった。それにしてもトンネル内で止まっていた車とその後に遭遇した脱輪タイヤとの関係は何だろう?

 

 

それと、これも全くもって不思議と言うしかない経験なのだが二日前も大変珍しい経験をした。もっともこれは信じてもらえるか分からないが。

 

時は早朝、というか深夜の午前3時ころ。歳のせいか必ずその頃に尿意で目を覚まし、そしてこれも毎日なのだが思い切ってトイレに行くべきか、我慢して布団に留まるか一思案した後、結局トイレに行きまた布団に。あと1、2時間寝ようとした時「それ」は起こった。自分の寝息(まだ寝ていないので寝息と呼ぶのか知らないが)とは別の寝息が聞こえるのである。丁度わたし呼吸の合間を縫うように、しかも明らかに私のものとは音色の異なる寝息が。

 

勿論部屋には私ひとり。さんざ迷ったトイレの直後だから頭は冴えに冴えている。従って勘違いや夢、幻聴ということは絶対にない。

 

実はこの体験、今回が初めてではない。何ヵ月か、或いはもっと前にも同じような経験をしている。そしてその時も今回もそうだったが怖いとか不気味という感覚は全くなく、むしろ「誰か知らないけどよく来てくれたね。(私の)いびきがうるさくてゴメンね。ゆっくり寝られた?」という優しく、嬉しい気持ちにしてくれるのだ。目を開けて誰か居るのか確認しようとも思うが、そうすると相手の寝息が止むような気がするので、しばらく寄せては返すエコーのように「その人」の寝息を聞いていると、ふと聞こえなくなる。言っておくがこの時点では私はまだ起きている。

 

この現象の正体は一体何だろう?一番知りたいのも、一番知りたくないのも私自身だ。