中国が羨ましい

ある介護職員が書いていた。テレビのない時代はどうやって老人たちは時間を潰していたのだろう。お世話する方もさぞかし大変だったのでは。

 

テレビが何よりの楽しみ、と言うと若者から如何にも年寄りくさく思われそうだが、では逆に問いたい。貴方がた若者はスマホ以外に何の楽しみがあるのか、と。

 

前に書いたが1989年の新婚間もない頃、サウジアラビアへの出張を命じられ約6週間テレビなしの生活を送った。この間に読んだドストエフスキーの「罪と罰」は生涯の宝だ。活字離れが進み、新聞を読む習慣もないという今の若者は果たして6週間もスマホなしで我慢できるだろうか。

 

テレビ、スマホ。別に比べる訳ではないが少なくとも依存性、中毒性という点ではスマホの方がより深刻ではないだろうか。それとスマホの、これは良い点でもあり悪い点でもあるのだがスマホ(ネット)は受信者だけてなく発信者にもなる点で、ここでは詳述しないが例のキ○ガイ上級国民の暴走事故被害者に悪態をつくような輩まで現れている。

 

中国、子供のゲームを週末の1時間だけに制限。

https://www.afpbb.com/articles/-/3365013?cx_amp=all&act=all

こんな事を国の強権で出来る国っていいなとつくづく思う。スマホの害悪については又の機会にしたいがひとつだけ挙げると知りたい情報が余りに簡便に手に入るので物事を深く考える癖がなくなってしまうことで