死語

今日(6/12)の夕方のニュース。4chを付けていたがトップニュースは大谷。6chに変えると東京の大雨。8chは日中防衛トップの会談。やっとまともな報道だと思ったら直ぐにCMになった。10chは?おっと、ここは笑点だ。どこか真っ当な報道はないのか。

 

大谷がヒットを打とうが東京で大雨が降ろうがそれがコロナやウクライナより先に報じるようなことか。どうしても報じたいならスポーツ枠、関東ローカル枠で流せば済む話だ。

 

 

死火山という言葉があるように死語という言葉がある。火山には休火山という言葉もあるが休語という言葉もあるのだろうか。

 

ここ何年かの殺人的暑さを経験した我々にとって「冷夏」という言葉はもはや死語になったものと確信していたがどうやら休語だったらしい。そのくらい今年は涼しい。4月だったか5月だったかエアコン直前までの暑さが到来し、「今年も(酷暑)か〜。」と覚悟していたが少なくとも今のところ季節外れに涼しい。いや、朝晩は寒いくらいだ。

 

個人的にはこのまま夏が終わってくれれば、と願うがそうなったらなったでやれ、ビールが売れないとか海の家が流行らないとか問題を書き連ねるだろう。でも今年は電力不足が心配されているようでもあるし、一年位冷夏が来てもいいではないか。

 

私にはアラサーの娘がふたりいるがこのふたりでさえ、子供の頃と今の暑さは比べ物にならないと言う。つまり20年近くは猛暑しか経験していないということだ。

 

芸人のたむらけんじさんが何故食事にこだわるのか聞かれ、「残る人生、食べられる食事の回数も限られているので無駄にしたくない。」と答えていたが10歳以上年下のたむけんさんにそう言われたら、私だってこう言いたい。「残る人生、今年冷夏を経験しておかなければ一生経験することはないだろう。」