暴力団員の作家、安部譲二さんの名言に「塀の中(刑務所)で自由なことは息をすること、夢を見ることのふたつだけ。」がある。

 

以前昔のアルバムを見ていると私の幼稚園時代の誕生会の栞が出て来た。その中に大きくなったら何になりたい?に答える欄があり、私は「電車の運転手になりたい。」と答えている。本当にそう思っていたのだろうか?

 

今の子供に同じ質問をして1位が野球選手だの、ユーチューバーだのという答えをよく見るが私は明確にこれになりたい!というものはなかったように思う。うっすら覚えているのだが上記の誕生日の栞も先生に聞かれた時、特にないな~と答えたが強いて言えば何?と重ねて聞かれたので適当に答えたものだ。元より電車なんかに何の興味もない。