昔、面白い実験映像を見た。何かのアンケートなどと称し、視聴者を待合室に1時間ほど放置しておく。ひとつの部屋は男ふたり、もうひとつの部屋は女ふたり。
隠しカメラで覗いていると男の方は最初から最後まで黙ったまま。目を合わせようともしない。一方女の方は10~15分過ぎた辺りでどちらからともなく会話が始まりスタッフが入室するまでずっと話し続けていた。
私はこの映像を見ながらあり得る話だなあとやけに感心したことを覚えている。私も知らない人とひとつ部屋に閉じ込められたら少なくとも自分から話し掛けにいくことはないだろう。
こんなことを書いたのも昨日約5年ぶりの高校の同窓会の案内が届いたからだ。高校の同窓会といえば卒業して間もない頃にクラスだけの同窓会に参加しただけ。学年全体の同窓会には一度も出席したことがない。
正直言って前回までの同窓会は敷居が高かった。皆まだ現役バリバリて働いているのに早々にドロップアウトした自分を晒すのが恥ずかしかった。勿論、今でもまだ働いている者の方が多いだろうが一応の定年年齢は過ぎた。それに久しぶりに会って旧交を温めたい者が居ない訳ではない。マドンナ？の変貌ぶりも気になる。どうしよう。
私の出た高校は県下随一の進学校ということもあり、男子生徒が圧倒的に多い。体育祭のフォークダンスは男子は3年生だけ、女子は全学年が参加し、それでも男子の方が多く、運の悪い奴は男子同士で踊っていた。私は幸い女子生徒とダンスすることが出来たがこれ以降、女性と手をつなぐなんてことはその後久しくなかった。
幸い前回の同窓会に行った者から当日の状況を伝えるHPを教えてもらい写真を逐一熱心にチェックした。ばっと見て分かったのは女性の多さだ。上記の通り元々の生徒数は男の方が断然多いのだが参加者の数を見るとほぼ半々。やっぱり女性は逞しい。
会いたい者は誰ひとり来ていなかった。多分今回も来ないだろう。そんな気がする。マドンナの変貌ぶりも目の当たりにした。感想は敢えて言うまい。
となるともし同窓会に参加しても殆ど初対面の人と会うような感覚で臨むことになるのか。あー、私に女性のような会話術が備わっていれば。そうでなければ何も金を使って苦行することもあるまい。
なんだ結論が出ているではないか。
悲報:チーキーズイブニング終了。
https://bsy.co.jp/programs/by0000017242
ここでは触れられていないが今月いっぱいで終了するらしい。私はこの番組ののりおよしおさんの回が大好きで欠かさず録画して見ている。面白いだけでなく勉強になる。今、日本で1番ためになる番組と言ってよい。まあ決まったものを嘆いても仕方ない。残り3回ある筈なので良かったら見て欲しい。
たった30分の番組なのてのりおさんが暴走したらとんでもない内容になるかも知れないがそれもご愛嬌。必ず見てよ~。頼んどくで~(あのじゅうよ～風に)。
