安全な立場で物言う人達

韓国で日本人女性の売春斡旋https://www.fnn.jp/articles/-/697849

 

失われた30年とか35年と言うが、その直前までの日本は実に景気が良かった、と言うか少々お行儀が悪かった。ヨーロッパの有名ブランド店には連日のように日本人が列をなしたし、有名なアムステルダムの「飾り窓の女」に行った時は「日本円使えるよ!」という呼び声(勿論日本語)も聞いた。韓国に行った時は団体の中に明らかに買春目的で来ている(と言うか現地の愛人が空港まで迎えに来ていた。)おっちゃんが何人か混じっていた話は前にも書いた。当時の韓国はまだ公には日本の歌が禁止されていた時代だったが夜の街では堂々とカラオケが流れていた。

 

日本女性が韓国で売春か。売買する国が入れ替わった訳だ。いや、売春についてどうこう言うつもりはない。ただ、私など頭が古いのか、けしていい気はしないことは確かだ。肝心なのは昔の日本人が東南アジア各国の人々に同じ思いをさせていたことに思いを致すことだろう。

 

 

「日本保守党」百田尚樹、有本香

https://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/9784864109918.php

相変わらず耳当たりのいいことを並び立てるのが上手いなあ、とは思う。勿論この二人より遥かに浅学非才の身、内容についてどうこう言うことはできないがこれだけは言える。もしこの党が議席をものにしても何も出来ないし、変わらない。何しろ安倍元総理を「不世出の大宰相」と評価しているのだ。お里が知れるとはこのことた。

 

色々な主張が並ぶ中、親近感を抱いたのは移民政策。はっきりとは書いていないが外国人労働者の受け入れには慎重(反対)の立場のようで、その点は私も同感であることは「和歌山に生まれて良かった」でも触れた。

 

ただ、である。これはショッキングな予想、というか普通に考えれば分かるのだが我々とてそう遠くないのが介護難民の話だ。つい最近知ったのだが私の知り合いの奥さんが介護施設で週3回働いているのだが手取り月収は5万円を大きく越えることはないという。

 

20年ほど前ビートたけしさんが雑誌のコラムに「同じ下の世話をする仕事なのに風俗と給料が違い過ぎるじゃないか。同じ位に上げてやれば人手不足も解消するって言うの!」と書いていたがあれからでも情勢は格段に悪化している。以前見たテレビ番組での予測によれば今から云年後には子供が親の介護をするのが当たり前の時代が来る、それを防ぐ唯一の手立ては大量に外国人労働者に来てもらうことだと言っていたがあの時はこんなに円安ではなかったぞ。実際今まで日本に来ていた東南アジアの労働者も中国、韓国、シンガポールに流れるケースが増えているという。

 

どうやら、この先、ひょっとすると我々世代くらいから子供の世話にはなりたくないのて施設に入るということも難しくなりそうなのだ。もし心身に支障が来たらどうすればいいのだ!

 

但し、これからどんな時代が来ても安心なのは超富裕層だろう。有本香さんがどのくらいリッチな方かは知らないが百田氏は紛れもなく超富裕層、我々一般庶民の心配事など関心の範疇にも入っていないだろう。

 

正直言えば羨ましい、でも自身を安全な位置に置いて物申すのは何だか卑怯ではないか。