安部元総理狙撃から2年。その日1日だけ捉えて決め付けるのは乱暴かも知れないが2年前のこの頃はこんなに暑くなかったように思う。事件が起こった時、例によって私は自転車でぶらぶら走っていた。たまたま家に居た妻がLINEで事件を知らせてくれたのでよく覚えている。今この気候、暑さの中自転車で出掛けようなんて気には絶対なれない。今日も昼過ぎに少しだけ外出したが「これって人類が住むべき星の気候だろうか。」そんな考えが思わず頭をよぎった。
吹田市の小学校統合で父兄が文句を言っている。https://news.yahoo.co.jp/articles/083dbe9c129b196c853394f5ab1db80593538a8b
やれやれ、としか言いようがない。ニュースで見たがふたつの学校はそんなに離れていない。通学する上でそれほど負担が増えるとも思えない。私の甥が住んでいる和歌山市某地区では統合により通学時間が1時間近く掛かるようになった。妻の実家のある某町なんか統合した為に毎日親が送り迎えしなければならなくなった。それでも子どもが減っているのだから仕方ないと皆頑張っている。
それと何だ。生徒の心のケアだと?笑わせるな。百歩譲って学校が分離されるのならまだ分かる。仲の良かった友達と別れなければならないこともあるだろう。
四苦八苦という言葉がある。元は仏教用語で四苦は生老病死、残る四つの苦の内、ふたつ覚えている。愛惜離別と怨憎会苦。学校が分離するので仲間と離れ離れになる、これは正に愛惜離別だ。すると何か?学校が統合する苦しみは怨憎会苦(嫌な奴と会わなければならない苦しみ)か?物識りを自認する私だって四苦八苦の残りの4つを知ったのは30歳を回ってからだ。さすが都会の子は違いますな。
「うるさい、黙れ。」私が吹田市長ならそう言うけどなあ。