キワモノ扱い

何事も早耳の次女から猪木さん死去の一報を受けたのが今朝の10時過ぎ。慌てて各新聞社のウエブサイトを見たがスポーツ紙はトップニュースで取り上げていたが一般紙はトップどころか速報一覧にも入っていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/24b35ddcbefd2e240aca03cbf969209e43037f4d

 

あぁ、やっぱり。慨嘆のため息が思わず漏れた。プロレスで馬場、猪木といえばプロ野球で言えば王、長嶋だ。いや、それ以上の存在かも知れない。ONという言葉があるように、プロレスにはBIという言葉もある。ONが亡くなったら一般紙の扱いはこんなものてはないだろう。先日は有名なプロボクサーが亡くなったがやはりその扱いは小さなものだった。

 

昨日は三遊亭円楽さんが亡くなり、テレビでも新聞でも一斉に報じていた。記憶にある去年亡くなった笑福亭仁鶴さんの扱いと比べるとかなり大きな取り上げ方だ。

 

別稿で取り上げたので詳細は省くが、仁鶴さんの功績たるや、もし仁鶴さんが居なかったら漫才ブームもM1もなかったのではないか、つまり現在のお笑いの形が根本的に変わっていたのではないかと思わせるほど圧倒的なものがあった。その割に訃報もその後の追悼番組の取り上げ方も随分と小さなものだった。

 

所詮格闘技や関西の出来事は全国ニュースの中ではキワモノ扱いか。

 

関西人、プロレスファンということを抜きにしても実績やその世界に与えた影響の大きさはもっと正当に評価してほしい。

10月値上げラッシュ 6500品目以上!

我が家の定番商品のひとつにP社の○燻というソーセージがある。子供達もこの商品のファンで帰省した折などによく持たせていた。この○燻、元々大袋は630グラム入りだったのだが、少し前ふと気付くと600グラムになっていた。それが3日前、たまたま入ったスーパーで見ると550グラムになっている!勿論この間値段は変わっていないので実質的な値上げと言える。

 

まあ、これなどまだ可愛い部類でもっと大幅な値上げをした商品は他にいくらでもあるだろう。

 

10月値上げラッシュ、6500品目以上

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220928/k10013840981000.html

 

高度成長期時代の物価の推移がどんなものだったのか記憶にない。しかし、あの頃は給料も上がった。

 

しかし今の値上げは違う。給料が上がらない。値上げは直接家計を直撃する。

 

それと、これは大事なことだが少し前までの給料が上がらない代わりに物価も上がらないデフレの時代とは明らかに違うことがひとつある。ここ何年かは家電や自動車などの工業製品の値段が上がっている事である。

 

先日某社ディーラーである車の見積もりを出してもらった。勿論冷やかしで買う気などないが。その金額を見て驚いた。私が6年前に買った車のそれより数十万円以上も高いのだ。しかも私の車は1500cc.、見積もりの車は1000cc。つまり車格は私の方が上。どちらもハイブリッド、グレードも装備品もほぼ同じ。安全装備が必須になったなどの事情はあろうがこの値上がりはあまりにも大きい。

 

家電製品も同様。一時この業界に身を置いた者として今まで、つい最近まではたとえ値上げしても5000円値上げしたら1万円分の、少なくとも値上げ相当分の性能の向上はあったと言えた。中には品番を変えただけで性能はほとんど変わらないという例もあったがその代わり価格も上げなかった。

 

しかしその余裕も最近はなくなってきたようだ。個々の商品については触れないがユーザーレビューなどを見ると「明らかな改悪」、「これで値上げは信じられない」という書き込みが目立つようになってきた。

 

大手の、商売に長けた会社はそれでもしばらくはしのげるだろう。しかし、私が先日CDプレーヤーを買ったメーカーなどがその一例だが、元々利益より良いものを作りたいという一心でものづくりをしてきた中小メーカーなどは商売を続けていくことそのものが苦しくなっている。この会社も小幅な値上げを繰り返すことで何とか持ちこたえてきたが、原価のあまりの急な値上がりに遂に商品そのものの生産中止を決断せざるを得なくなった。こうなってくると会社の経営に関わる。

 

今日の一斉値上げが後になって何かの始まりの日になっていないことを祈るばかりだ。

日中国交正常化から50年

 

放送中、取り乱すことの許されないアナウンサー、ましてNHKのアナウンサーだった有働由美子さんがシドニーオリンピック柔道、篠原選手の誤審問題を伝える音声。

https://youtu.be/OutyY_3VuNk

明らかに泣いている。

 

NHKのキャスターが本番中、取り乱したのはこれが初めてではない。それを遥かに遡る50年前、美人で知的でクール。「息子の嫁に欲しい女性ナンバーワン」と言われた宮崎緑さんがニュースの本番中、大泣きした。私はそのニュースを生で見ていたがその泣き方は有働さんの比ではなかった。次の原稿が読めなくなり他のアナウンサーに代わってもらったように記憶している。

 

宮崎さんをそこまで大泣きさせたニュース、それは中国残留日本人孤児の人たちが「日本のお父さん、お母さん会いたいです。」と涙ながらに切々と訴えるビデオであった。

 

中国残留孤児とは

https://www.kikokusha-center.or.jp/kikokusha/kiko_jijo/kiko_jijo.htm

 

当時の日本と中国の経済格差はどれくらいあっただろう。日本は既に高度成長期に入り衣食住、現在と大きく変わらないレベルに達していた。一方の中国は・・・。

 

添付写真の下を見てほしい。私が1985年に中国旅行したとき、昼食に立ち寄った食堂でたまたま開かれていた結婚記念パーティーの模様だ。可愛らしくお化粧をした花嫁さん、誇らしげな花婿さん。横にいるのはカップル何れかのお母さんか。この写真の更に10年以上前なのだから大体の想像は付くと思う。

 

NHKのニュースに出てきた残留孤児たちも粗末な服に身を包み、顔には年齢がとても信じられない程の深い皺が刻まれていた。長い苦労を想像させるに充分なものがあった。

 

日中国交正常化から今日で50年。今やかの国との立場は完全に逆転した。観光で大量にお土産を買ってくれている分には良かったが、報道によると一部富裕層は日本の不動産を買い漁っているというから今のうちに何らかの対策を打たねば大変なことになるだろう。

 

だが、ここで中国の批判めいたことを書くのは私の趣意ではない。今を去ること30年前、日本もアメリカのビルや映画会社、有名画家の絵画を買い漁った。ゴッホの絵画を云十億円で競り落とした某社の会長は「自分が死んだら棺桶にゴッホの絵を入れて一緒に焼いてほしい」と言って世界中から顰蹙を買った。

 

残留孤児の皆さんが想像も付かないような苦労をしてきたことは間違いないが、それもこれも中国自体が貧しかったから。中国の育ての親がよくしてくれたことは多くの孤児が証言している。中には日本人であることがばれていじめられた例もあるだろうが、子供を置いてまで帰国せざるを得なくなるような状況を作り出した日本の側こそ先に責められなければ本末転倒だ。

 

添付写真の上を見てほしい。観光バスに乗ったところを近くまで寄って来てくれた父子の写真だ。多分間違いなく私の生涯ベストフォト。こんな無垢で屈託のない笑顔の子供を最近見たことがあるだろうか。優しく見守る父親の表情も最高に微笑ましい。

 

コンビニ店長の本の稿でも触れたがここ何十年かで日本人は明らかにおかしくなっている。勿論悪い方にだ。

 

日本のように数十年掛けてゆっくり経済発展してきた国でも人心の荒廃が起きている。ましてや他の国の何十年分の発展を数年で駆け抜けてしまえばもっと異常なことが心に芽生えるのも無理もないことだ。

 

今、日本のマスコミの論調は右も左も中国脅威論で埋め尽くされている。欧米はそれでいいかも知れない。でも日本は同じアジアの国だ。もっと違う行き方、考え方もあって然るべきだと私は思う。

 

欧米は同じ価値観、同じ民主主義を強調するが彼らの目には日本も中国も所詮はイエローモンキー、もし本当にいざという事態が起こった時、必ず日本の味方をしてくれるという保証はどこにもない。

 

最低限そのことは理解しておく必要がある。

国葬に思う

パナソニックの創業者、松下幸之助氏は和歌山の裕福な家庭に生まれたが父親が米相場に手を出して失敗、一家離散状態となり9歳で大阪に丁稚奉公に出たことは有名だ。

 

住み慣れた大屋敷を出て、膝寄せ合わせざるを得ない小さな借家住まい。確かに大変な悲劇だが、まだこれは父親がギャンブルに失敗したツケと言えないこともない。

 

先日放送されたNHKスペシャル中流危機を越えて」冒頭で紹介された家庭の悲劇は次元が異なる。

 

30年ほど前、結婚間もなく一戸建てを買った。子供にはそれぞれ部屋を与え、庭には綺麗な花が咲き誇っている。ところがその家庭の日常はある日突然崩れ去る。給料が上がらない、それどころか各種手当が大幅に減額され手取りは減る一方。遂にローンが払えなくなったのだ。狭いアパートに引っ越さざるを得なくなり、当然子供のおもちゃも全部は持って行けない。「この人形を手放すのは嫌だ。」ぐずる女の子に涙を禁じえない。

 

この家庭、父親はギャンブルも何もしていない。相場に手を出した訳でもない。ただ真面目に働いてきただけだ。今、こんな家庭は少なくないのだろう。こんな悲劇を生んでしまったのは政治の怠慢ではないのか。

 

毎日見ている「暴れん坊将軍」、今日は「食通くらべ日本一!」というサブタイトル。天下泰平の世となり、1回の食事に何万、何十万と使う成り金が出てくる一方、子供に満足な食事もやれないのに、と長屋のお母さん。

 

 

昨日の国葬、多くの感動を呼んだという菅前首相の弔辞に「(首相選に再出馬することを)銀座の寿司店で1時間口説いた」とあった。

銀座の寿司店ねえ。まあ、一般の国民は(少なくとも私は)一生行くことはないだろうなあ。それにしても銀座って言葉をいちいち入れる必要があったのですかねえ。

 

安倍晋三という元首相が国葬に値する程の政治家だったのか、それは知らない。どれだけ討論しても永遠に回答など出ないだろう。

 

しかし日本は今上記のような状況なのですよ。費用は何とか工面出来てもコロナのせいで葬儀自体を自粛している国民も多く居るのですよ。

 

残念なのは安倍昭恵さん、何故国葬を辞退しなかったのですか?あなた方夫婦のお気楽な家庭内会話のせいで自殺に追い込まれた人がいることをよもやお忘れではないですよね?

 

 

いい加減にしろ

今はどうなっているのか知らないがテレビの視聴率を測るのに特定の家庭のテレビに受信機が付いていて、そのデータを使っていると聞いたことがある。その受信機の付いている家庭の都道府県別件数の一覧表が昔、上岡龍太郎さんの番組で紹介された。

 

その受信機、全国でもそう多くなく和歌山県での設置家庭は0件だった。毒舌家の上岡さん、表を見ながら「これからサインを求められてもあんた何県?て聞いて和歌山やったら断ってもええんやね。」・・・

 

先日別会社の似たツアーを紹介したが、今回は更に酷い、酷すぎる。

https://www.yomiuri-ryokou.co.jp/kokunai/detail.aspx?id=22010821&qs=c1%3d150%26c2%3d5656%26ps%3d20%26sort%3dnewest%26pn%3d1&qs1=69a8e827620e6cf4b21f65e5aa119d42

 

新大阪発着9999円の日帰り旅行。行き先は石川、福井、岡山、広島、島根、そして和歌山。また和歌山だけ大阪の隣県。ハズレくじ扱い。しかも前に紹介したツアーは和歌山でも南部、白浜ということで昔からの観光地だ。大阪からもある程度の距離はある。ところがこのツアーの行き先はマリーナシティ(和歌山市)。家からだと車で20分、ちょっと頑張ればママチャリでも行ける距離だ。大阪市民あてに新世界の串カツ店巡りのツアーに9999円で募集するようなものだ。

 

それより問題なのは発着地の新大阪に行くには大半の和歌山県民は和歌山市を通過せざるを得ないことだ。つまりマリーナシティに行くだけなら和歌山市までの切符を買えばいいところ、新大阪まで余計なお金と時間を使わせることになる。こんなリスクの高いツアー申し込むか?

 

それとも視聴率と同じで和歌山県民は相手にしなくても良いとお考えか。

 

採算のためにどうしても近場のツアーも組み入れる必要があったなら奈良でも滋賀でもよかったではないか。

 

前のツアーといい、今回のツアーといい損な役回りはいつも和歌山に押し付けられる。

馬鹿にするのもいい加減にしろよ。

そうでなければ・・・、後に続く言葉が出てこないのが哀しい。

 

 

 

 

 

 

 

相互監視社会?

少し前、サッカーの授業のことについて書いた。断っておくが私はサッカーそのものには何の恨みも関心もない。野球の大谷選手も同じ。ただ騒ぎ過ぎるマスコミに腹が立つのだ。その騒ぎようが尋常ではないのでやがて競技や選手も嫌いになる。

 

特にワールドカップ中のあの騒ぎようは何だ。「列島の目釘付け!」「列島歓喜!」だと?私を勝手に入れないでくれ。あっ、和歌山は列島には入ってなかったのか。それなら分かるが。

 

森本毅郎さんという元NHKアナウンサーで後に民放のニュースショーのMCをされていた方がいたがこの人はワールドカップ中でも一切サッカーの話題を取り上げなかった。大変な気骨、と今でも尊敬している。

 

今、安倍元首相の国葬が行われている。見てないけど。これについては又稿を改めたいが朝日や毎日など国葬に反対していた放送や新聞は森本毅郎さんを見習って国葬のニュース一切取り上げるなよ。こんなことを言うと国民の知る権利云々などとぬかすだろうから三面ベタ記事扱いでいいではないか。好きの反対は嫌いではなく無関心、というのは永遠の真理だ。

 

 

ここ何日か用があってテレビの通販サイトをあれこれ見ていたがJoshinウェブにこんな広告が出ていた。

https://joshinweb.jp/info_tnbi.html

 

電機店を「安いけどサービスはイマイチ」なところと「それ程安くはないがサービスは一流」の2つに分けるとJoshinは疑いもなく後者に入るだろう。そのJoshinが転売防止を謳っている。前にトヨタランドクルーザーを例に挙げて書いたが転売の波はJoshinのような真っ当な商売を貫いてきた良識ある店にまでその毒牙を向け始めてきたのだ。

 

何年か前、サントリーが販売した限定○本の一本100万円だかのウイスキーが瞬く間に5倍10倍と値上がりし今や云千万出しても買えないという話を聞いたときは「そんなもの、どうせお金持ちの道楽の話だろ」と聞き流す余裕があった。

 

しかし今や転売問題は我々レベルにも無関係ではなくなってきた。実際、私が最近購入したCDプレーヤー、新品が10数万円だったが通販やオークションサイトでは中古品が30万円以上で売りに出されている。

 

それもこれもデフレで値上げの出来ないメーカーの苦渋の決断がこんな結果を生んでいるとしたらこんな皮肉なことはない。

 

買う側も売る側もお互いにチェックしなければならないとは。嫌な時代になったものだ。

 

 

 

 

欺瞞と偽善

ロシアで徴兵を逃れるため、腕の骨を折る方法の動画が見られているという。戦時中日本でも同様に兵役を逃れるため醤油を飲むことが流行ったと聞いた。やはり戦争は人間性をおかしくしてしまうものらしい。

 

こんなニュースを聞くとつい私がロシア国民だったら、と考えてしまう。まあ、年齢的にもよもや徴兵されることはあるまいと思っていたが昨日の報道番組によると73歳の老人にも召集令状が届いたという。

くわばらくわばら。

 

 

NHKはどこまで日本、日本人を悪者に仕立て上げれば気が済むのか。

https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pxAvn0MNbp/

 

少し前は同番組で劣悪な環境で育てられた家畜の肉は食べるべきではないとご高説を垂れた。今回は劣悪な労働環境の漁船で捕った魚を食べるな、だと。何れも欧米の自称環境保護団体の受け売りだ。

 

そりゃ家畜だって伸び伸びと育てられる方が幸せだろう。漁船の仕事だって楽な方がいいに決まっている。でもそれもこれも、例えば鶏を薄暗い鶏舎で密集して飼うのも、漁船の仕事が過酷なのも市場がより安い肉、より安い玉子を求めているからではないのか。もし、欧米の求め(命令)に従って家畜や乗組員の待遇改善に取り組めば肉も魚も食べられるのはほんの一握りの富裕層だけになってしまう。それでも良いのか。

 

一方でNHKは老後難民や中流崩壊などの生活困窮者に対する政治の無為無策を厳しく批判する。そんな善人面したNHKの平均給与は民間平均のそれを大きく上回っている。しかもそんな高待遇の正職員は受信料徴収などの現場仕事は全て外注任せ。皆様の受信料で支えられていると言うのなら集金も自分たちでやれよ。

 

家も次はチューナーレステレビにしようか。