「○さん(私)って蓄音器事業部にいたのですか?!」
私が録音機事業部にいたことを聞いた新入の女子社員に聞かれた言葉。蓄音器ってどの時代の人間だと思っているのか。
テレビ和歌山の「あのじゅうよー」という番組でこの写真が映った。昭和40年の闇市という注釈が付いている。場所は和歌山駅前付近、県内でも開けていた場所だろう。
昭和40年といえば私は6歳。勿論はっきりした記憶はないが、まだこんなに「戦後」を引きずっていたのか。ちょっと信じられない。それに「闇市」なんて言葉、ビデオや本の中でしか聞いたことがない文字通りの死語。昭和20年代前半で終わっているものと思っていた。
今日、晴れて前期高齢者の仲間入りとなった。私が生まれた年の男子の平均寿命が丁度65歳だからその年齢に達したことになる。