戦慄のシナリオ

勝谷誠彦氏。懐かしい名前だ。彼の講演会に行ったことがある。亡くなって8年になるので10年くらい前になるか。

 

詳細な内容は忘れたが、「今年こそ戦後ずっと守ってきた自衛隊の武力不行使が破られるかも知れない(=尖閣諸島でドンパチが起こる)。」という話をされたことはよく覚えている。

 

子供の頃、産経新聞がまだサンケイ新聞と標記していた頃の一面に「ソ連、北海道侵攻計画」と大きな文字が踊ったこともある。

 

そう、彼ら保守系メディアはずっと前からソ連が攻めてくる、ソ連が崩壊すれば中国が攻めてくると言い続けてきた。そうかと思えば今年こそ中国の経済が破綻し、政権が倒れるともずっと書いてきた。

 

結果どうなったか。ソ連(ロシア)も中国も一度も日本に武力侵攻していないし、中国の政権は益々安泰のように見える。それに比べてつい先日の日米首脳会談を行ったお二人は?敢えて書くまい。

 

だから彼らがどれだけロシアや中国の脅威を唱えても余り恐怖に感じることはなかったし、そんなことは起こらないだろうと高を括っていた。しかし、そうとも言えない事態が今まさに起こりつつある。

https://jp.reuters.com/world/mideast/2XVNTKAJZNKW7KWV5C5DXDGNUY-2024-04-13/

 

渡が知った発端は某オカルト番組。なんでも世界の趨勢は5人のリーダーが決めている。そのシナリオは。

 

①ロシアがウクライナを攻める。

ウクライナの戦火が中東に飛び火する。

③イランがイスラエルを攻める素振りを見せるとイスラエルが先制する。最悪の想定は核兵器を用いる、又は原子力発電所を爆撃。

④直ちにロシアがウクライナに核を撃ち込む。

⑤同時に中国が台湾に侵攻。

⑥瞬く間に第三次世界大戦に突入。早ければ2024年前半にも起こり得る。

というもの。

 

この番組を見たのは②の段階だったが実際の放送はもっと前のことなので彼らのシナリオは今のところ全部的中していることになる。

 

台湾で有事となれば当然日本も無関係ではいられない。つい最近も岸田首相がアメリカで約束してきたばかりだ。中国が軍事的に日本を攻めてくることはなくとも小さなテロや細菌兵器、妨害電波を使って通信網を撹乱するくらいのことはやるかも知れない。それがどれだけ恐ろしいことか!

 

オカルト大好きな私だがこのシナリオだけは当たりませんように。