ブラマヨの吉田さんがイチローは吉田世代だと言って小杉さんからどう考えてもお前がイチロー世代やろ！と突っ込まれるギャグがある。調べるとふたりは1973年の6月と10月生まれ、確かに同一世代と言って差し支えない。では、我々1959年生まれは何世代と言えるだろう。同じ年生まれなら山口百恵というビックネームが聳え立っているが学年はひとつ上。もし我々が山口百恵世代だと言ったら花の中3トリオと同い年かと誤解を受けることになる。天皇陛下は生まれこそ1960年だが学年は同じ。ではこれから天皇世代と名乗ろうか。いやそれは余りに畏れ多い。
昨日のこの番組を録画で見ている。
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まだ途中だが吉本新喜劇は何と1959年に産ぶ声を上げたとのこと。ではこれから吉本新喜劇世代と名乗ろう！
街の人1000人に聞いた吉本新喜劇ギャグベスト66と言うことだが私たちが腹を抱えて笑っていたあの頃のギャグは入っているのだろうか、入ってないだろうなあ。前にも書いたが我々にとって吉本新喜劇と言えば何と言っても花紀京、岡八郎がトップ2、ましてやこの二人の共演ともなるとすき焼きとカレーライスが重なったような楽しみと期待で土曜日の授業は上の空だった。
花紀京さんは元々、間と雰囲気で笑わせる芸風、「あー、腹減ったなあ」と登場するだけで客は拍手の嵐だったがあれはギャグとは呼べないしなあ。岡八郎さんは「くっさー」とか「こう見えても学年時代はピンポンやってたんや」などのギャグがあるが今の人は知っているだろうか。
吉本新喜劇だけではない、この手の街の人に聞いた式の統計だとどうしても人の多い地域の声が優勢になってしまう。例えば人気温泉地ベスト10を単に訪問客数で計れば首都圏近くの温泉が有利になるに決まっている。この事で和歌山の人間はどれだけ煮え湯を飲まされてきたことか。高校野球名勝負ベスト10。そんなもん、箕島vs星稜が1位に決まってるやないか。処がいつも4位か5位。史上最強の横綱は？当然双葉山だろ。いや見たことないけど。実際に見た中ではやっぱり北の湖か。
少なくとも高校時代くらいまでは我々の常識と実態は重なっていた。一番興行収入の多い映画は？風と共に去りぬ。一番売れたアルバムは？ビートルズのアビーロード。一番売れたシングルレコードは？ビング・クロスビーのホワイトクリスマス。と言うのが我々の常識だった。3つとも今は異なっているだろう。今の1位は何かって？各自で調べてくれ。
でも高校時代と言ってももう半世紀前か。そりゃ変わるわな。物価は上がったし、人は増えた。懐にもゆとりが出来たので映画や音楽を楽しむ余裕も出来た。結構なことだ。
今のところ、花紀京さんも岡八郎さんも出て来ない。皆最近のギャグばかりだ。もう見るのを止めようか。
