ブログデビュー(2020/2/4)

今日が記念すべきブログデビューということで自己紹介代わりに50年以上前の小学3、4年生頃の思い出を書きます。

(これが一番古い記憶という訳ではありませんが、そのことについてはまた触れる機会もあると思います。)

 

ある日、担任の先生がクラス全員に紙を配り、こう言いました。

「これからクラスの誰かにあてて手紙を書いてください。手紙にはその人のいいと思う点と直してほしいと思う点を書いてください。皆さんの名前は書かなくて構いません。」・・・今思えば誰に書いてもよいということは特定の人に手紙が集中し、ある人には一通も来ないという事態も考えられるので、今の教育現場で実施可能か分かりません。まあ、50年前はそのような極端な偏在は起こらなかったように記憶していますが。

 

全員の手紙を回収した後、宛名通りに配布され、私には2通の手紙が届きました。

一通はこう書かれていました。

XXさん

あなたはとても親切です。少し内気すぎてよくないのでは。

 

そしてもう一通にはこう書かれていました。

XXさん

眼が素敵ですね。もう少し優しくなってください。

 

眼が目だったのか、素敵が漢字だったのかひらがなだったのか、今となっては判然としませんが文章そのものは上記通りで間違いありません。

 

ある人には内気すぎる人間に見え、別の人には優しくなってほしい(=粗暴?)人間に見えていた、正にこの2面性は50年後の今でも自分にぴったり当てはまる性分で10歳以下の子供が如何に曇りのない眼で他者を見ていたか、その慧眼振りに今更ながら驚かされるのです。