今日全面広告2ページ分を使って掲載されていた。
掲載主は宝島社。「緊急事態」と題された広告は戦時中の竹槍を持つ女学生の写真を背景にこんな文章が綴られている。
ワクチンもない。クスリもない。
タケヤリで戦えというのか。
このままじゃ、政治に殺される。
私たちは騙されている。
この一年はいったい何だったのか。
いつまで自粛をすればいいのか。
我慢大会はもう終わりにして欲しい。
ごちゃごちゃ言い訳するな。
無理を強いるだけで何ひとつ変わらないではないか。
今こそ、怒りの声を上げるべきだ。
さすがプロの文章。付け加えるべきものは何もない。私の経験ではマスコミ、出版社が自身の媒体の中で政治批判の言説を述べることはあっても広告で意見を述べるのは極めて珍しいのてはないか。
このような広告を敢えて、しかも単独一社で載せたのは何故か。その背景を知りたいものだ。