古いドラマの再放送を見ていると関根恵子時代の高橋惠子さんが出ていた。登場シーンが鮮烈。ドアを開けるとベッドの上で半裸の関根恵子さんが両手でおっぱいを押さえている。今見てもドキッとするようなお色気。一方、有名な水戸黄門の由美かおるさんの入浴シーン。当時のお年寄りには大人気だったらしいが、私は個人的にお色気を感じたことがない。
この違いは一体何なのだろう。機会があれば考察したい。
ビールは余り飲まなくなったがチューハイ、ウイスキー、日本酒、焼酎何でもござれ。家には常に潤沢な在庫がある。まるで消費税上げ前の買い溜めのようだ。
焼酎の残りが少ないので見に行った。今まで買ったことない商品が目にとまる。興味はあるが味はどうだろう。ネットでレビューを捜すが余程マイナーな商品なのか全くヒットしなかった。(買うことは買った。)
こんな時ネットのない時代はどうしていたのだろう。それすら今は思い出せない。
私の2大趣味のオーディオとクラシック音楽。オーディオは言うに及ばずクラシック音楽も往年の隆盛を知る者にとってはお寒い限りの現状だ。何と言っても当時は若者の愛好家が多かった。どんな事でもそうだが若年層の人気を集められない業界は間違いなく先細りする。今オーディオやクラシック音楽が趣味の若者はどれだけいることか。
思い出した。あの頃我々が熱心に読んでいた雑誌はネットの無い時代の格好の羅針盤だった。オーディオ雑誌ではベストバイコンボが看板テーマだったし、音楽雑誌では名曲名演のレコードを紹介するのがドル箱記事だった。
私の青春時代はこれらの雑誌を参考に乏しい小遣いをやり繰りしながら少しでも良い音、少しでも良い演奏を追い求める日々であった。機器によってこんなにも音が違うのか、演奏によってこんなにも感動が違うのか、一度それを知ったが最後抜け出せないまま今日に至っている。
酒も同様。たかが千数百円の焼酎を買うのにいちいちレビューを気にしているようでは卒業は当分無理のようだ。