嘘が本当が知らないが松下幸之助氏は面接試験で「君は自分を運の良い人間と思うか?」と聞き、思うと答えた者を優先的に採用していたという。
先日抽選のあった今年の年賀状、末等の切手だが私は3枚当たっていた。100枚につき3枚の当たりだが私のやり取りしている枚数は40枚前後なので確率的にはいい方だろう。
ここ最近を振り返っても昨年12月にはスーパーのギフト券1万円分が当たったし、つい最近もアサヒビールの抽選でカルピス6本セットが送られてきた。発送元がアサヒビールだったのでビールかチューハイかとわくわくしながら箱を開けるとカルピスだったので個人的には少し残念。値段はこちらの方が高いのだが。
日本人の二人に一人はがんになり、三人に一人はがんでなくなる。嫌と言うほど聞かされてる言葉だ。統計的には確かにそうなのだろうが、では平均何歳でがんになるのかについては触れていない。私の父は80歳を過ぎて前立腺がんか見つかったのだが医師から手術するかしないでおくか聞かれたそうだ。
若いうちなら当然手術を選ぶ人が多いだろうが年を取るとがんの進行も遅くなるのでどちらを選んでも余命に変わりはないということだろう。それに入院そのものも老人の場合恐ろしく体力を奪う。
もし人生が残り一年と言われたら。
https://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-1137-2.html
前にも書いたが60代ともなると死がけして他人事ではなくなってくる。先日の新年会のメンバーひとりのお兄さんも突然脳梗塞で倒れ現在リハビリ中とのこと。幸い倒れたのが会社だったのですぐ救急車を呼んでもらえたが自宅でひとりの時に(プライベートなのであまり詳しく書けないがこのお兄さん、離婚して一人暮らしらしい)発症していたら今頃あの世に召されていたかも知れない。もしそうなっていたら最後を看取れなかった家族も大変心残りだし、かかりつけ医がなく変死扱いにでもなったら大事だ。
何年か前書店で「がんになったら喜ぼう」という主旨のタイトルを見たときは何を抜かすかと腹が立ったが今になると脳や心臓の病気で突然死することを思えば少なくともがんはどんなに末期であっても突然死ぬということはないので有難い。
「すべてが不確実な世の中で死だけは100%誰にでも起こる真実だ。」と言ったのは確かアラン・ドロンだったと思う。確かにその通りだが突然死だけは逃れたい。もう抽選の当選もいりませんので。