「大河ドラマ以外の時代劇」人気第1位は「暴れん坊将軍」

何年か前のヒット曲、植村花菜さんの「トイレの神様」に新喜劇云々という歌詞が出て来てとても嬉しく思ったことを覚えている。

 

大河ドラマ以外の時代劇、人気1位は暴れん坊将軍

https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/345460/

暴れん坊将軍は月〜金2本も見ることが出来る。ひとつはテレビ和歌山、もうひとつはBS朝日。但し制作時期は随分違い、テレ和歌の方は吉宗評判記というサブタイトルの付いた最初期のもの。一方BS朝日の方は第11シリーズというから20年近い隔たりがあるのではないか。そして私見だが初期のものの方が断然面白い。これは暴れん坊将軍だけではなく、殆どのドラマ、映画に言えることだ。私は見ていないが例の「倍返し」のドラマもpart2は遂に前作を超えられなかったと聞く。

 

その大きな理由として、後になるほどそのドラマの本来の魅力であった人間関係、人情の機微から離れ、ストーリーの面白さ、ノリだけで制作しようとするからではないかと感じている。

 

前にも書いたが私は歴史やチャンバラが好きで時代劇を見ている訳ではない。義理人情たっぷりの筋書きに魅力を感じるからで、それは昭和60年代頃のドラマ全般から急に見られなくなってしまったものだ。

 

私達の小学生時代、土曜日は吉本新喜劇を見てから遊びに出掛けた、というのはもはや伝説になっているが、新喜劇も後年になるほどギャグ一辺倒に比重が移り、私達が当時見ていたものとはもはや別物と言って良い。10代の多感で感受性の豊かな時期に新喜劇の花紀京さんや岡八郎さん達の名演技で人生の勉強をさせてもらったことはどんなに感謝してもし過ぎることはないのである。