一生で費やす時間

パナソニック、テレビ事業を縮小。中国企業に生産委託。

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世の流れとはいえやはり寂しい。昭和の松下の躍進を支えた二本柱がテレビとVHSビデオだったことは間違いのない事実。

 

花形事業だった証拠に来日したイギリスのチャールズ皇太子とダイアナ妃がやって来たのも当時のテレビ事業部だった。当日は朝から一目ダイアナ妃を見ようとの群衆が道を埋め尽くし大混乱。そこに「ダイアナ妃の体調が良くないので行くのはチャールズ皇太子だけなるかも知れない」との一報が入ったからさあ大変。「チャールズ皇太子は来なくても良いからダイアナ妃には何が何でもお越し願いたい」と頼み込み、事なきを得たとのこと。

 

「いやあ、もしダイアナ妃が来ていなかったら本当に暴動が起こるのではないかと心配したよ」とはその人の言。群衆の大半が大阪のおばちゃんだったからあながち冗談とも言い切れない。

 

こんな裏話を聞けたのも松下電器の大阪ブロックに居たお蔭。あのまま大阪地区に居続けていたら…は今更言っても詮無きこと。

 

 

子供の頃読んだ雑学辞典に人間の一生で寝ている時間が23年とあった。次に多いのが働いている時間で確か19年だったと記憶する。23年は平均睡眠時間が8時間なので平均寿命の3分の1ではじき出した数字だろう。その頃の平均寿命は70歳位だったのかと感慨深い。では19年は…面倒なので推測はやめる。

 

私は子供の頃から寝るのが遅かった。小学校1、2年の時東京ぼん太さんの「お茶の間寄席」という22時頃の帯番組を見ていて担任の先生に「そんな遅い番組見てたらあかん」と注意された。確かうちの親にも注意があったと思うが馬耳東風の親子だった。今でも睡眠時間は短いと思う。

 

では労働時間は?この19年は多分勉強時間も入っていると思うが、何れにせよこちらは筋金入りの短さだ。

 

睡眠時間も短い、労働時間も短い。となれば私は何に時間を費してきたのだろう?