どうしても好きになれない

今、ふと思い出したちょっと大人の笑い話。ある家のご婦人が警察に苦情を言ってきた。お向かいの男性が毎日裸で庭に出て私を挑発してくるので注意して欲しいとのこと。

「奥様、ここからは何も見えませんが。」

「そこのハシゴに登らないと駄目よ。」

 

 

売店の懇願で再開した毎日新聞。先日の夕刊に、某ハーフタレントのインタビュー記事が載っていた。

 

父親が黒人、母親が日本人のハーフらしいのだが、また言及があるだろうなと思っていたら案の定あった。子供時代のいじめ体験。この人の場合クラスメートから「白くなるか試してみよう」と消しゴムで肌をこすられたという。

 

確かに残酷な仕打ちだ。やられた当人の心の痛みは察するに余りある。しかし、子供は元来残酷なもの。具体的には書かないが私なども顧みれば胸の痛むような所業(いじめ)を行ってきたし、されてきた。

 

言ってみれば当時は誰でも当たり前に経験してきたこれらのことを改めてインタビューで載せる意味があるだろうか。何より肝心なのは子供たちの肌を消しゴムでこするなどの行いは人種差別による偏見ではないということだ。アメリカで黒人が警察に拷問、銃殺されているのと訳が違うのである。

 

アメリカだけではない、先日買った週刊誌にフランスに住んでいる日本人がの子供が学校で「お前らのせいでコロナが拡がった。」といじめられたという記事が載っていた。これなど見当違いも甚だしい完全なアジア人への偏見ではないか。

 

毎日新聞も子供時代の罪の少ない、いじめ体験に触れる暇があったら欧米での人種偏見に基づく確信犯的差別にもっとページを割いてはどうか。

 

やはり毎日新聞はどうしても好きになれない。再度の延長はないだろう。