欺瞞と偽善

ロシアで徴兵を逃れるため、腕の骨を折る方法の動画が見られているという。戦時中日本でも同様に兵役を逃れるため醤油を飲むことが流行ったと聞いた。やはり戦争は人間性をおかしくしてしまうものらしい。

 

こんなニュースを聞くとつい私がロシア国民だったら、と考えてしまう。まあ、年齢的にもよもや徴兵されることはあるまいと思っていたが昨日の報道番組によると73歳の老人にも召集令状が届いたという。

くわばらくわばら。

 

 

NHKはどこまで日本、日本人を悪者に仕立て上げれば気が済むのか。

https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pxAvn0MNbp/

 

少し前は同番組で劣悪な環境で育てられた家畜の肉は食べるべきではないとご高説を垂れた。今回は劣悪な労働環境の漁船で捕った魚を食べるな、だと。何れも欧米の自称環境保護団体の受け売りだ。

 

そりゃ家畜だって伸び伸びと育てられる方が幸せだろう。漁船の仕事だって楽な方がいいに決まっている。でもそれもこれも、例えば鶏を薄暗い鶏舎で密集して飼うのも、漁船の仕事が過酷なのも市場がより安い肉、より安い玉子を求めているからではないのか。もし、欧米の求め(命令)に従って家畜や乗組員の待遇改善に取り組めば肉も魚も食べられるのはほんの一握りの富裕層だけになってしまう。それでも良いのか。

 

一方でNHKは老後難民や中流崩壊などの生活困窮者に対する政治の無為無策を厳しく批判する。そんな善人面したNHKの平均給与は民間平均のそれを大きく上回っている。しかもそんな高待遇の正職員は受信料徴収などの現場仕事は全て外注任せ。皆様の受信料で支えられていると言うのなら集金も自分たちでやれよ。

 

家も次はチューナーレステレビにしようか。