また、当分サッカーは見ない

サッカーの久保選手が昨日の敗戦を受けて「僕が出ていれば・・・」と語ったらしい。彼の父親が串本町の出身ということを知り、次回から少しは応援しようかなと思った矢先のこの発言は非常に残念だ。代わりに出てくれた選手に失礼と思わないのか。

 

久保選手が試合中のアクシデントに見舞われて欠場したのならまだしも自身の体調管理ミスで休んでおきながらのこの発言はない。

 

残念といえばこのニュース。https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_638e98d5e4b0411f9e7bb4e7

 

「PKを外すことが出来るのはPKを蹴る勇気を持つ人間だけに出来ることだ。」

 

こんなことを言って甘やかすからいつまで経っても日本サッカーは駄目なのだ。こんな理屈が通るのなら

「東大に落ちることが出来るのは東大を受ける勇気を持った人間だけだ。」

「山で遭難出来るのは山に登る勇気を持った人間だけだ。」

いくらでも作ることが出来る。

 

これも「思わぬ自然災害に見舞われたからこそ立ち向かう勇気を得た。」とか「親と早く死に別れたからこそ世間の風の厳しさを知ることが出来た。」のように本人が望んでもいない災忌に見舞われた時に使うのなら分かるが、選手たちは自分から望んでサッカーをやっているのだ。

 

子供の頃にテストで酷い点を取った時に親に向かって「自分がこんな酷い点を取れたのもテストを受ける勇気があったからだ。」などと言ってみろ。次の瞬間カウンターパンチが飛んで来ること必定だ。いや、高校以降はまだしも、小中は義務教育だから好きでやっているサッカーよりもっと過酷か。

 

これで、また当面サッカーを見ることはなさそうだ。