早くも一年を総括する時期になった。「若い頃の1日は短く1年は長い。歳を取ると1日は長く1年は短い。」使い古された言葉だが、今年はどうだっただろう。コロナ、コロナで明け暮れた一年は長かったのか短かったのか。
私自身は何とか健康で年を越せそうなのが何より有難い。段々とこのことが当たり前ではなくなってきたことを実感する。
今年の収穫で先ず挙げられるのがフルトヴェングラーのバイロイトの第九、ミソス(MYTHOS)盤を入手出来たこと。
今年も何やかやで50枚程のCDを購入したが7割がブックオフ、2割が中古の通販、1割が中古ショップといったところ。新品は1枚もない。その1割の1枚がこのCD。まだ緊急事態宣言が出る前、大阪の店で買った。
値段は¥1800。大の大人が迷うような金額ではないことは承知。既に何枚も持っている演奏であるし多少の逡巡はあったが購入。いや、買って良かった。
その音の凄まじいこと!よく「目の前で演奏しているよう」という表現を使うが正にその通り。70年の時を越えてフルトヴェングラーが甦ったよう。この演奏は一般に深いが大人しいと言われているがとんでもない。年末に改めて聞こうと今から決めている。
もうひとつは、美味しいラーメンの作り方。家で作った味噌汁が余ったら是非試して欲しい。とても簡単。
1、具材をきれいに取り去る。
2、味噌汁をほぼ同量の水で薄める。味付けは味覇(ウェイパー)のみ。
これでスープは出来上がり。あとは中華麺を入れてお好みの具材と。
びっくりする程旨いラーメンが待っていること、間違いなし。