非婚

私のブログなど読んでいる方は皆無に近いと思うが一応書籍と著者の名前は控える。その方曰く、40歳を過ぎても結婚しない男女、いわゆる非婚の方は子孫を残すということに関心のない方が多いというのだが、果たしてそうだろうか。

 

もし、私の親に縁談を紹介してくれるような知り合いがなかったら、私もかなりの確率で非婚の仲間に入っていたに違いない。その当時はネットを使った出合いなんかもなかったし。いや、あっても使う勇気があったかどうか。凄い名言だと思うので繰り返し引用するが私はこと女性とのお付き合いに関しては「尊大な羞恥心と臆病な自尊心」(中島敦山月記)の塊だったからである。

 

今でこそどんな女性とも緊張することなく話が出来る私であるが、学生時代、サラリーマンの独身時代通じてただの一度もデートというものをした事がない。合コン?そんな言葉20世紀に存在していたのか。

 

だから、私が今のように平穏無事な結婚生活を送れていることについては私の親、縁談をお世話してくれた方、及び松下電器に深く感謝しなければならない。親と世話人は勿論のこと、松下電器は、個人的にはほとんど(少なくとも女性に対する)何の魅力も無いこの私に高い下駄を履かせてくれたからだ。特に和歌山県民の松下愛は他県民の想像以上のものがある。幸之助さん、有難う!

 

さて、話は戻って非婚者は種の保存に関心がない?冗談も大概にして欲しい。子孫を残すとは、つまりチョメチョメのことであろう。もっと広義には異性とのお付き合い。

 

全ての男はマザコンであるという言葉があるように、全ての男はスケベであると言い切る。異論は受け付けない。勿論私もスケベである。恐らく死ぬまで変わらない。痴呆の出始めた老人でも若い看護婦さんが来ると喜ぶというのはよく聞く話だ。(全ての女性もスケベと思うが、全ての女性はファザコンだろうか。今度娘に確認しよう。)

 

一度しかない人生悔いを残すなとよく言われる。伊能忠敬は人生の最晩年にあれ程の大偉業を成し遂げた。

 

私の今までの人生を振り返ると人並みにやったこと、人並み以上にやったこと、人並みにやっていないこと色々ある。ほとんどが人並みだろうが、人並み以上にやったことと言えば何と言っても飲酒。恐らく日本人平均の飲酒量の5倍は飲んでいるだろう。もっとか。

 

人並みにやっていない事の第一は仕事。第二に恋愛。第三に勉学か。