本当のことは誰にも分からない

それにしても天気予報はなぜこうも外すのか。今日は季節外れの暖かさの筈ではなかったのか。外では木枯らしが吹き荒んているぞ。責任者出て来い!人生幸朗師匠風に。

 

 

先日よく行く古書店で「核兵器はなぜ無くならないのか」というタイトルの本が(本当は少し異なるが特定を避ける為)目に止まった。著者はテレビにもよく出るお馴染みの人。

 

どれどれ読んでみようか、ふむふむそう云うことか。とはならなかった。この問題の正解なんて実際の核保有国のトップにインタビューでもしない限り分からない。いや、彼らですらこれだ、という回答は持ち合わせていないのではないか。ましてや異国のジャーナリストに゙分かる筈がない。

 

がん検診は百害あって一利なしを主張する本が出たのはかなり前、これがとんでもない意見なら他の医師から一斉に反論が出そうなものだが実際はそうなるどころかじわじわと同様の意見を言う人が増えている。昭和天皇は1月7日に崩御されたことになっているが本当は前年の年末に崩御されていたのではないかという友人の説も私には説得力を持って聞こえる。

 

例のジャニー喜多川氏の性被害問題も同様だ。あれだけの被害者が声を上げているのに売れているグループやメンバーからは何の声も上がらないのは何故か。本当に何も知らないのか、それらしき噂すら聞いたことがないのか。少し前、訴えていたひとりがネットの誹謗中傷で自殺したというニュースがあったが本当か。もしかしてこの人は例えば私が被害に遭っているその現場に今は人気グループの○も居たなんて事をぶち撒けようとして口封じされたなんてことはないのか。

 

政治や世界情勢の本も同様。ウクライナ問題にしても本当にプーチンが100%悪いのか。まさかだが、ロシアとアメリカが裏で示し合わせていることはないのか。ましてイスラエルハマスなど何が何やら分からない。

 

そう考えるとあらゆる政治や世界情勢の本が信じられなくなる。今まで少なくない本を読んで分かった気になっていたが、全部無駄だったのか。

 

それでは経済の本は?経済と書くと難しいがお金(財テク)の本ならそこそこ読んだ。それで今のザマだ。もはや書く気力もない。

 

今までの読書傾向を振り返ると趣味の本、政治経済の本が大半で、これに健康本を加えると9割を越える。来年からは積ん読になっていた古今の名作文学を読む方にかじを切ることにしよう。手始めに早速「こころ」を読み始めようか。

 

でも、図書館の本がなあ・・・。