猫飼いたい

今朝たまたま付けたNHKにプロレスラーのグレート小鹿さんが81歳の現在もリングに上がり続けているというニュースが流れていた。実は私、グレート小鹿さんとも話したことがある。あれは私が小学生だったから50年以上前、日本プロレスの興行が和歌山で行われ試合の始まる前パンフレットを買いに行くと即席の売店で売り子をしていたのが小鹿さんだった。

「ひとつ頂戴。」お金を渡しながら言った私に小鹿さんが言った。

「ぼく、これひとつて言えへんで、一冊て言うんやで。」

そのやり取りを聞いていた若手レスラー達が笑いながら見守っていた。

 

その時の気持ちは今でも新鮮に思い出すことが出来る。当時の私のお目当ては勿論ジャイアント馬場さん。話に聞くと馬場さんも時折売店に姿を見せることがあるという。だから馬場さんが居ることを願いながら売店に行った。処が・・・。「なんやグレート小鹿やんか。」そう思ったことは正直に告白しなければならない。だから小鹿さんに言葉を直された時も「なんで小鹿ごときに。」と感じたことも事実だ。でもこれもそれも今は懐かしい思い出。一ファンに過ぎない私の言葉を直してくれた小鹿さんに感謝。

 

猫を飼いたいが父親が反対。

https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20231228-OYT8T50073/

 

今回の人生相談、何よりも驚いたのは回答者の現状。山口恵以子さんという名前は存じていたがこんな過酷な身の上とは!

「65歳独身、要介護5の兄との二人暮らし。猫がいるから何とかやっていけています。」本当におっしゃる通り。それ位ペット、中でも猫の癒しの力は強大だ。

 

この回答は特に心に沁みた。というのも我が家の猫が2週間以上行方不明なのだ。子供が全員巣立った今、愛猫の地位は今までになく高まっていた。悔恨の情を語るときりがない。帰って来てくれるのが一番だが、もし戻って来れなくても元気でいて欲しい。