過去振り返ってばかり

先日の読売新聞に「アントニオ猪木さんに国民栄誉賞を!」という投書が載っていた。大賛成だ。勿論ジャイアント馬場さんにも同時受賞して欲しい。猪木さん逝去の時にも書いたがプロレスに於ける馬場、猪木といえばプロ野球に於ける王、長嶋など比べ物にならない位大きな存在。大鵬さんが「巨人大鵬卵焼き」という言葉に「冗談じゃない。向こうは集団でやっている。俺は一人で戦っているんだ。」と不快感を隠さなかったというが馬場さん、猪木さんにも全く同じことが言える。

 

今日の同紙人生相談。

https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20221126-OYT8T50053/

う〜ん。この相談に回答出来る人なんか居ないと思う。私自身がいつもこんな事を思っている人間だからよく分かる。

 

誤解しないで欲しいのだが何も私が今までの人生が失敗ばかりだったからやり直したいと考えている訳ではないし、この相談者とて私よりは多少の荒波があったようだが今の世の中、離婚や親の介護なんて珍しくも何ともない。命を脅かすような病気でもないし、明日のご飯の心配が必要な訳でもない。そんなことに悩むのは生活に余裕があるからだと言われれば返す言葉もない。

 

そのことは自分自身一番よく分かっている。それが証拠に「ではお前は誰がそんなにも羨ましいのか。そいつと人生をそっくりそのまま入れ替えられるのならそれを望むか。」と言われれば、そんな対象になる人など存在しない。私の身近な人、友人、いや例え孫正義イーロン・マスクと人生を入れ替えてやると言われても絶対に断る。なんだ全然言ってることが違うじゃないか?その通り。

 

それなのに「過去を振り返らずにいられない」損な性格。いや、損な性格とも思っていない。自分自身のこんな性格が大好きだし愛おしい。

 

もう訳が分からなくなってきた。