普通に思っているが

マスクがまだ不足しているらしい。と言うより益々深刻化しているようだ。

 

コロナウイルス発生当初、「マスクは予防には効果はない。必要以上に買わないように。」と言っていた医師、学者は多かった。今こそ、もう一度自身の意見を力説してほしいが誰からも声が上がる気配がない。世間の動きに流されるようなら彼らの存在意義はなかろう。

 

先ほど、某大型チェーン古書店に行き何も買わずに店を出た。出る時、「有難うございました!」の声が背中越しに聞こえた。何のこともない日常光景である。

 

しかし、である。この「有難うございました」の言葉はどういう理由で店員から発せられたのだろう。少なくとも昔(また出た!定義の曖昧な用語)は何も買わない客に礼を言うことは滅多になかったと思う。こちら側も買っていないのに礼を言われることに少なからずの照れ、はにかみがあった。

 

想像するに「有難うございました」が使われる理由としては:

①何も買ってくれなくても構いません。当店に来てくれただけで十分有難く思っています。 ← 何も店から招かれて行った訳ではない。当方の用があるから(例え立ち読みが目的としても)行ったのだが。

考えられるとすれば、「枯れ木も山の賑わい」的な役割を果たしてくれたことへの感謝か。でも、それなら逆に客を馬鹿にしているようにも思える。

 

②店の取り決め(ルール)。買ってくれない客なんか本当は有難く思っていませんよ。でも店長が礼を言えってうるさいから仕方なく言っています。

 

③上でも述べたが、何も買っていないのに礼を言われるとなんだか後ろめたい気まずさを感じ、次来たときは何か買わないと申し訳ないと思ってしまう。その顧客の心理を逆手に取って、次回の購買に向けたプレッシャーを与えている。

 

こんなところではなかろうか。それで、実際のところ、どうだろう。②と③の間くらいに正解がありそうな気がするが。

 

他にも理由があれば教えて欲しい。