水泳の日本代表、瀬戸大也選手の不倫疑惑が新潮砲で暴かれた。
ある作家が、夜の酒場でブロ野球選手を初めて見たときの感想をこう記していた。
「全身が巨大な肉棒のようだった。あれでは女が放って置く訳がない。」
前から私はスポーツ嫌いを公言している。前のブログにもそう書いた。但し、オリンピックと高校野球を除く、と。
今回も瀬戸選手が野球やサッカーの選手なら何も思わない。ざまぁみろと感じるほどの関心もない。でも瀬戸選手はオリンピックの有力な金メダル候補だ。こんなことで練習に支障が出たらどうしてくれる?新潮の責任者出て来い!出て来たら?謝ったらええんやないかい。(人生幸郎先生、ネタ借りました。)
「おたくの国の古橋選手(*)は凄いですね。私は外国人にこう言われる方が源氏物語を誉められるより何倍も嬉しい。」この言葉の主は三島由紀夫氏だ。三島氏はご存知のように己の虚弱な肉体を恥と思い、ボディビルで筋骨隆々に鍛え上げた。当然スポーツ選手への憧れも大きかったと思われる。
(*)
大変良く出来たページだがひとつエピソードを加えたい。戦後、アメリカ行きの挨拶にマッカーサーの元を訪れた時、こう言われたという。
「もし、アメリカ選手に負けたら帰りのビザは出さないぞ。」
悔しいが、こんなユーモアセンスはアメリカ人に敵わない。
私は自身の肉体をどうこうしようなんて気はさらさら無い。(ダイエットしないといけないのは分かっているが。)当然スポーツ選手への憧れなんて持ち合わせていない。
なのに、私も三島氏の意見、考えに殆んど賛成なのである。スポーツ嫌いの筈なのに。