横山アキラさん

毎朝目を覚ますとDVDレコーダーで時刻を確認する。処が今朝見ると表示が消えている。照明を点けて確認するとコンセントが抜けていた。故障でなかったのは一安心だが、コンセントが抜けていたのは腑に落ちない。ある程度の力でまっすぐに引かなければそう簡単に抜けるものではない。足が引っかかるような場所でもない。不可解。

 

小松政夫さんが亡くなった。ものごころ着いた頃から知っている人が減っていくのは寂しい。

 

その小松さんの訃報を伝える紙面の下にもうひとり子供の頃からファンだったお笑い芸人が亡くなった事を伝えていた。横山アキラさん、横山ホットブラザーズの長男、リーダー。私としては横山さんの方がより身近に感じるが活躍が主に関西ローカルだった為か扱いは段違いに小さかった。桂米朝さんと桂歌丸さんの時に感じたのと同様だ。

 

長くメディアでご無沙汰だった有名人の訃報を知った時、我々の感じる感慨は次の3パターンに分けられるのではなかろうか。

 

①「そう言えばそんな人いたなあ。」

殆んどの人がここに含まれる。

②「あいつまだ生きてたのか。」

あまり好感を持っていなかった人。

③「ええっ、ショック!」

この先も見ることはないだろうし、そのことに気付くこともなかったかも知れない。でも生きていて欲しかった。

 

小松さんも横山さんも私には勿論③だ。ご冥福を祈ります。